今日は珍しく白石が静かやと思ったら、謙也がまだ来てへんかったんか。 謙也さん、もうチャイム鳴りますよ。 まぁ、どうせ遅刻やろーけど。 そんなことを思いながら窓側の席から、廊下側の席を見る。 うちらは運が良く、席替えしたら1番後ろになれた。 実に楽でええわー。 そうこうしてるうちに、チャイムが鳴って、担任が教室に入ってきた。 あーぁ、謙也アウトやな。 ドンマイ。 なんか担任曰わく、連絡が多いらしいて出席取るん後回しにするみたい。 せやけど、今謙也来たかてバレるし、結局無理やろー。 そう思ってたら、ガラガラと小さく音がなる。 チラッと見てみると、謙也がはいはいして教室に侵入中。 バッチリ目が合うてしもた。 謙也はしーっと人差し指を立てて、うちに合図する。 わかってますよ。 そんな薄情な奴やないで。 「白石、今なんか音せんかったか?」 「音なんかしました?俺には聞こえませんでしたけど」 「そうかー…」 先生は首傾げつつも、話に戻る。 謙也と白石は椅子の後ろでハイタッチ。 そんな余裕あるんやったら、早よ席つけアホ。 本人よりドキドキしてます、はい。 こんなこともあるんかと思てまうくらい、謙也はすんなり席につくことができた。 以心伝心 「白石、さっきはおーきに」 「あんなん朝飯前や」 『けど、ほんま白石よーわかったな』 「以心伝心や。な、謙也」 「俺らは繋がってんねん」 『…きっしょ。お前ら付き合うてるみたいや』 「そらないで…。傷つくわー」 「名前にきしょいゆわれたら、立ち直れへんわ」 『そら、おめっとーさん』 わっほい← gdgdかつまとまりがないorz 白石と謙也がかわいすぎて、いちゃいちゃさせたかっただけです←ぇ いやいや、冗談です。 腐は興味ないんでねー。 一応、白石→名前ちゃん←謙也のつもりですw 適当に解釈してもらえれば幸いです。 2012.3.5 |