君と居ることが当たり前すぎた。 君を失うことなんて考えたこともなったんだ。 『おはよー』 「おはよ」 なんだか素っ気ない返事。 いつものような笑顔だけど、どこか違う。 それに気づく僕は少し心配になる。 『何かあった?』 「別にー?」 『何かあったら頼ってよ?』 「ありがとー」 やっぱりおかしい。 最近の君は、僕にさりげなく冷たい態度を取るようになっていた。 慣れすぎた君の言葉のテンポ。 おかしいことはわかるのに、どうすればいいのかは、わからかない。 さっきの少しの心配が、大きな不安へと変わる。 君の考えが全然わからない。 君に直接聞いたところで、しらをきられることはわかりきっているから、君を知リたくて僕はひとり夢を見る。 今更君の大切さに気づいても、もう遅い。 僕の隣には君はいないのだから。 どうしてもっと早く気づかなかったのだろう。 こんなにも君が大切で好きだったってことに... 叶わぬ夢 もしも願いが叶うなら、どうかこれからも君の傍に居させて。 夢小説やないのって、なんかシリアスになる傾向が強いみたいですw 2012.3.4 |