「なんで作品の違う俺らが集められてんだ?」
「翔ちゃん、それは言っちゃいけないことだと思うよ」
「レンー、この2人、ちょっとレンに似てるね」
「リン、指ささない」
「兄さん、“りん”って言葉に反応しない」
「いや、だってさ…」
「とーにーかーくー!!どうせ暇なんだ。なんで集められたか考えねーか?」
「翔ちゃんがそう言うなら、一緒に考えてあげる」
「いいよー。楽しそー」
「うん、僕たちも参加させて」
「俺もやるやるー」
「アタリマエだ。みんなで考えようぜ」
「雪男も考えろよな」
「くだらない」
「せっかく翔が言ってくれたんだぞ。それをお前は…」
「翔ちゃんに謝ってよ」
「薫止めろ。燐、別にいいって」
「とりあえず僕たちの共通点は…」
「双子双子ー」
「それ以外はねぇよな」
「うん、多分それでいいんだと思う」
「あとは…全然わからねー」
「燐、諦めんの早ーって」
「翔くん呼んだ?」
「リンのことじゃないよ」
「あーもう、ややこしい」
「ごめんなさい…」
「いや、別に怒ってねーよ?」
「あなたたち、本当にバカですね。どうしてこんなこと、すぐわからないんですか」
「なんだよ、雪男。お前わかるのかよ」
「当たり前です。兄さんと一緒にしないでください。」
「早く教えて」
「今日は2月5日。語呂あわせで双子の日と言われているんです」
『くだらないって言ってたお前がなんで知ってんだよ、っていうつっこみはみんな心の中に止まらせたのでした』
「出てくるの遅ーよ、バカ」
『ごめん、ごめん。タイミング逃したねん』



2012.2.5