「わわっ///…名前ちゃん?」 『当ったりー』 「いきなり抱きついてこないでって言ってるのに」 『いきなりじゃなかったらいいの?』 「そういう意味じゃ…」 『わたしに抱きつかれるの嫌?』 「そ、そんなこと…ないけど…///」 『じゃあ、いいでしょ?』 「もー」 『えへへ。慎司くん帰りだよね?一緒に帰ろ』 「うん」 「ねぇ、名前ちゃん」 『ん?』 「どうして拓磨先輩とか遼先輩とかは…その…呼び捨てなのに……」 『うん?』 「ぼ、僕のこと…」 『呼び捨てじゃないの?』 「あ…えっと…うん……///」 『拓磨は幼なじみだし、遼に関しては先輩だと思ってないから』 「そっか…」 『でも慎司くんだって、わたしのこと呼び捨てじゃないじゃん』 「それは…その……」 『慎司くんがわたしのこと呼び捨てにしたら、わたしも慎司くんのこと呼び捨てにするね』 「え、ちょっと、名前ちゃん」 『じゃ、また明日ー。ばいばい、慎司くん』 2012.1.2 |