『リンー、レンー』 「はーい!」 「マスター呼んだ?」 『うん、呼んだ呼んだ』 「どうかしたの?」 『はい、これ』 「「え?」」 『いい反応してくれるね、君たち』 「なんで…?」 『なんでって、自分らの誕生日も忘れたん?』 「あ…」 「へへ、忘れてた」 『嘘やん。冗談やったのに』 「うわー、マフラーだー」 「マスターが作ったの?」 『うん、まぁ…』 「ねぇ、マスター。つけてつけて」 『そんくらい自分でできるやろ。…ほい、できた』 「ありがと。マスター、大好き」 『うちもリン好きやで』 「ミクねぇたちに見せてくるー」 『いってらー。…レン、できひんなら、そう言いーや』 「で、できるもん」 『もう、ぐるぐる巻きにして。貸してみ』 「………」 『はい、できたで』 「…ぁりがと」 『どういたしまして』 「マスター」 『なんや?』 「来て」 『ん?』 「ちゅっ」 『んなっ!?』 「マフラーのお礼。リン待ってー」 『ほんま、どこでそんなこと覚えてくんのやら///』 Happy birthday リン、レン 2011.12.27 |