最近オレのパートナーがおかしい。
露出度が増した気がする。
今までは恥ずかしがって、そんなことは絶対にしなかったのに。
そういえば、発言も大胆になった気もしなくはない。
やっぱり何か変だ。
オレは心配になって、彼女に問い詰める。

「べ、別に普通だよ…」

目が泳いでいる所を見ると、何か隠していることは明確だった。
そう言った彼女の顎を少しあげ、顔を近づけてもう一度同じ質問をしてみる。
すると、恥ずかしそうに目をそらしながら、ためらった様子で話し始めた。

「レンくんにふさわしい女の子になりたいって思って…」

俺にふさわしい?

「釣り合ってないって、言われたから…」

レディ…。

「それで…」
『だから、わざと…』
「うん…。でも、全然ダメだった。いつもレンくんの周りにいる人たちみたいにやってるのに、なんか違うくて…」

悲しそうな顔を見て、衝動的に彼女を抱きしめていた。

「―っ!?」
『バカだなあ、レディ』
「え…」
『君はそのままで十分魅力的さ』
「ほんと?」
『オレがレディに嘘をつくと思うのかい?』

彼女は思いっきり首を横に振り、否定する。
そんな姿が…俺のために頑張ってくれていた彼女が、かわいくて、愛おしくて、優しく頭をなでた。
次の日から、彼女は普段通りに戻った。
ただ変わったのは、オレのレディに対する想いが大きくなったことくらいだろう…。
ほんと、オレをどこまでも狂わしてくれるお姫様だ。


飾らぬ姫
オレはそんなレディだから…。



名前変換がひとつもないorz
台詞回しわかんねー。
実はレンが一番苦手です。
ということで、レン初夢でした。
似てないってのは許してやってくださいι

2011.11.09



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