『こないだのプチ企画の結果発表しまーす。はい、拍手ー』
「結果とか聞きたないわ」
「俺も聞きたなーい」
『そこ、うるさい』
「ほんで、どないなったん?」
『んーっとね……じゃかじゃかじゃかじゃか…』
「自分でゆうとる」
『じゃかじゃかじゃかじゃか…じゃん!1位金兄、2位柔兄、べべ廉造』
「お前嫌がらせやろ。なんで俺だけ3位ゆうてくれへんねん」
『え?なんのこと?』
「俺が1位…。ほんまか?嘘ちゃうやろな」
『ほんまや、ほんま』
「ヤバい…ほんまに嬉しいかも」
「金造顔赤いで。大丈夫か?」
『1位になんかするゆうてたし、なんかせなやねんなー』
「何してくれんのや?」
「もう俺ショックでかすぎるから帰る」
『え、ちょっと、廉造…』
「俺がちゃんと見とくから大丈夫や、安心しぃ」
『柔兄も帰るんかいな。……そんなきらっきらした目で見やんといてな』
「何してくれんかなー思って」
『なんも考えてなかったからなー。どないしよ。金兄、何して欲しい?』
「俺が決めてええんか?ほな、らぶらぶしたい」
『…は?自分と?』
「アホか」
『うっ、そんな冷めた目で見んでもええやん。冗談に決まってんやろ』
「俺は今これ読んでくれてる人とらぶらぶしたいんやー!」
『そんなどや顔されてもやな』
「せやさかい、次はとびっきり甘いの頼むで」
『はいはい、かしこまりました。』
「…楽しみにしとってや?ぎょーさん俺の愛あげるさかいな」
『……はぁ。画面の外に話しかけやがって』



2012.2.25


人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -