*いい確率でwwwが出てくる


遥か昔―――っていう程昔でもない四年前

私は当時十三でした



『サナダテ萌えぇえええ!!!!』

「うるっさ!」

「破廉恥!」



苗字名前 十三歳

この頃から私には、男子が喋っているだけでBLにしか見えないという高度な技術を持っていた

腐レンドであるかすがと孫市は薄い本を捲りながらこちらをチラ見する



「なるほど、サナダテか。ダテサナではなく」

『もちもち。私はサナダテ派さ』

「私的には家三が頂けるがな」

『大変美味しく頂かれますねwww』



かすがは薄○鬼の土方×斉藤の薄い本に孫市は銀○の土方×銀時を熟読中なう

ちょ、お前ら二人してなんで土方攻め?

いや、大変美味しく頂けるけどww



「おーい名前。油性マジック持ってないか?」

『あるぉ。描きかけ同人誌(いつきリクのこじゅまさ本)をなぞるために持ってきた』

「後半は聞かなかったことにしていいか?」

『ありだぉww』

「名前、テメェ表出ろや。ちょっと話がある」

『私よりまさむー誘えwwwそこで乳繰り合ってろwww』

「合うか!」

『はっ。まさか体育館倉庫とかの密室で私の服を剥ぎ取ってマットに押し倒して体育館にあるありとあらゆる物を駆使してあはーんなことを………』

「しねーよ。つかお前幼児体型だろうが。んな身体に欲情もクソもねぇ」

『こじゅは巨乳好きwwww』

「ちげーよ!?」



まさむー女だったら間違いなく襲ってましたねwww

いやいや、まさむー男でよかったね

男でもなにかと大変だけど



「名前、インクが出んぞ?」

『ちょい振ると出るよ。フタ開けたままやるとインク飛び散るけど』

「名前、貴様白インクは持ってないのか?」

『修正ペンなら』

「それを徳川にフタを開けたまま振らせ、石田にかければいいではないか」

『ああ、なるwww情事後のみっつーwwかぁいいwwwいえやっさん、修正ペンをフタ開けたまま振ってみっつーにぶっ掛けて』

「お前やると思ったのか!?」

『真っ白白のみっつーに欲情する?』

「しない!」

『ありゃ、みっつー振られた、乙wwww』

「むしろ喜ぶべきだろう」



大人しく修正ペンを仕舞い、黙々と絵を描く

が、手が止まった



『ねえ、かすが、孫市』

「ん?」

『いえやっさんとKGってどっちが攻め?』

「…………いやどっちかが受けは気持ち悪いだろう」

「まあ……いけなくはないが………」

「二人とも体格がいいからな」

『じゃあまさむーとみっつーは?』

「伊達」×2

『あいあい。了解。まさむー乙wwww泣くなwww』



ゆっきとKGに慰められながら女々しくなくまさむー

ゴー○デン○ンバーの女々しくて歌いましょうか?


さあ今日も元気に腐女子DEらいふ



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真琴様へ
笑える話というかひたすら男子が可愛そうな話に
基本的に筆頭が一番可愛そう
リクエストありがとうございました!





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