腐女子と腐男子の日常生活 | ナノ



定期テスト

学生からすれば逃れたいものNo1であるがそうもいかないのが厳しい現実


でもまぁ?

ほら腐女子でも私はお勉強できますからー

あっははははは!!!



「死ね」

『ぶべらっ!』

「冒頭がむかつくから殴った。反省はしてない」

『してよ!』



テストなんてちょちょいのちょいでやってしまえばいいじゃないか!

なのにかすがも孫市もテスト勉強で腐会話できないし

やっぱテストなんて嫌いだ



『最初なにー?』

「世界史だ」

『出た。なまごみのかたまり』

「中臣鎌足ね。あとそんなピンポイントで出ないから。しかもそれ日本史だから」

『なん………だとぉ……!?』

「あれだろ、必ず平均点低いの。どこぞのgentlemanがやたらmaniacな問題出すから勉強する気起きねぇ」

「いやマニアックで済むならましだろ、独眼竜。あの人は最終的に自分の問題に走るぞ」



ミスタージェントルマンこと最上ちゃんはやたらマニアックな問題を出す

ので、毎回必ず世界史だけ平均点が50以下なのだ(ちなみに最低は20だった)

私も70いけばいい方じゃー


しかも最後は最上ちゃん関連の問題になる

前回の問題は、


問題:戦国高校の世界史教員である最上義光が何故こんなにも神々しいのか三行以上で書きなさい


いや知らねーよ

流石のボケ担当の私もそうつっこんだ

ちなみに当然正解者は0だ


あ、あと望ましい答えは、


答え(例):最上先生は神がオーダーメイドで作った人物なのが一番である。しかし、その中にも神をも凌駕するほどの優れた能力をもち、クレオパトラをも覆すほどの美貌を持っていることもある。つまり、最上先生は誰の手も届かないほどの天才的かつ天災的な人物である。


答えを配られた瞬間、クラス中が答えの用紙を真っ二つに裂き、シャーペンを折った(もち私も)

そのあと風の噂によればまさむーとみっつーが最上ちゃんを屠りに行ったらしい



「おら席着けー。最初は世界史な。時間は50分間。じゃあ始め」



問題を見て、







絶句した


なんだこれ

最上ちゃん関連が前回に勝るほど多いじゃーないですかー


周りを見ると大半はやる気が起きず既に机に突っ伏していた


私も最初の問題を少しだけやって、問題用紙に腐腐腐な絵を描き始めた


………うん、いい出来だ



結果:誰も世界史(性格には最上ちゃん)には勝てません

というか勝ったら負けな気がする