外で部活をする生徒も
教室で勉強する生徒も
廊下で話をする生徒も
馬鹿な談話する教師も


皆皆くだらない


低レベルで低級でくだらなくて

まったく、虫唾が走る


私は力任せに窓ガラスを叩く

当然脆いガラスが外へ飛び散り、野次馬がざわついた


私は、当事者でありながら、恋人の下へ向かった




「………空櫛…派手にやったな」

『見ていました?先生には黙っていただけると嬉しいですわ』

「ま、学年首位で学園一の美女の頼みだしな」

『ありがとうございます』




儀礼的に礼を述べ、私は「彼女」の横を通りすがる




『失礼します。伊達君、志月さん』

「good-bye」

「………………」



そのように嫌悪する顔を向けないでください



『ふふっ、』



笑ってしまうではないですか



現-reality-