それでも

秀吉公は死んだ

「貴様が殺した」

半兵衛殿も死んだ

「貴様のせいだ」

刑部も死んだ

「貴様が殺した」

それでもお前は

「それでも貴様は」


過去の栄光に残光に縋りますか？



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家康と三成って過去を引き摺りそうってこと

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意義有り！


「苗木くん」

「なに？」

「貴方の決め台詞でもある「それは違うよ！」を「意義有り！」に変えてみない？」

「すごく突然だね。あと声真似上手いね」

「で、どう？」

「いや、まあ、うん。一回なら」

「決まりね。じゃあ、私が適当に矛盾を言うから、指摘してみましょうか」

「あ、はい」



「苗木くん、貴方は女装癖があったわよね？」

「意義有り！ボクは身長小さいし柔だし女顔の童顔だけど、そんなの絶対無い！」



「…………なんだか、思ったよりピンと来ないわね」

「ねえ、さっきの台詞、自分で言っててすごい傷付いたんだけど」



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初論破
意味不明？そんなのいつも通り
取り合えず苗木って可愛いよね
霧切さんってかっこいいよね

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嘘吐き

「嘘吐き」


そういう君が、あまりにも悲しげで


「嘘吐き」


そういう君が、あまりにも儚くて


「嘘吐き」


そういう君の瞳に、涙がたまって


「ずっと傍にいると言ったではないか」

「嘘吐き」


そういう君は、涙を零し


「貴様は、嘘吐きだ」


さよなら


「逝かないで」


さよならだ



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別に視点はない
個人的に関ヶ原がいい

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ばいばい

死に逝く姿を見送ることしかできなくて


「ばいばい」


手を振る姿があまりにも無邪気で

逝かないで、なんて言えなくて


「逝ってらっしゃい」


それしか、言えなくて


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視点は誰でもない
誰でもおーけー

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