「スパナってすごい好きだよね」
「ん?」
「モスカ」
「ああ、ウチは機械をいじるのは確かに好きだがモスカ自体を好きだと思ったことはない」
「そう?でもモスカはきっとスパナのこと好きだよ」
「その否定は難しい」
「あはは」
「ウチの機械に対する思いはジャッポーネと同じくらいだ」
「そんなに日本好きなんだ?」
「ウチらには持っていないものが沢山ある」
「何か照れるね」
「ボンゴレはイタリアだろう」
「俺は日本ですー。血筋も何も関係ないですー」
「まあウチは日本もボンゴレも好きだからどっちでも構わないが」
「…本当に照れるから。スパナってやっぱりイタリア人でしょ」
「どうだろうな」
「イタリアの血入ってるって」
「ボンゴレは入っていないよな」
「元から入ってないって!」
「ははは」

人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -