ある方へ
(06/24 23:24)

本人様は拝見していないかもしれません
押し付けがましい事は致しません
呟き程度に軽く見て頂いても構いません

何かしら感じて頂ければ幸いです


とある方に向けて











私も、なぜ絵を描いているのかわからない時期が多々ありました。その理由をつけたくて、学生生活、ただただもがいておりました。

私の所属するコースは技術面においてレベルが高いらしく、皆の実力が見えてきた一年生の終わり頃、私にはものすごく苦痛で、毎日がプレッシャーで精神が破壊されそうに、押しつぶしされそうに、なっていました。


親が出す金の為に学校に行く私と、学校に行く私の為に仕事をする親の、この二つの状況の矛盾さに着眼点を置いてみると、とてもおかしなものでした。

何の為に生きている?なんて、本当は答えを知っている筈なのです。くだらない事を思考する脳達は正常に働いているのに、体はついて行けなくて、毎日同じ背景ばかり見て過ごしている私がそこに居ました。

普通じゃありません。高校、大学は義務教育ではないので行くべき理由は誰にでも必ず存在するものなのですから。


ある時、今美大に通っている卒業生の方と仲良くなり関わっていくうちに、心の変化が少なからずありました。キッカケという程の事は無いのですが、その方に出会って、私が今何をするべきなのか、正しい答えがあるとは思いませんが、私なりの答えを見出だせたのかもしれないと感じております。


私は今、将来は美術で食べていくという目的を持って学校生活を送っています。
目的を持つと、勉学も美術にも、対人関係などにも、力が入るようになり、心がスッと楽になりました。ですが不安も多少あります。卒業生の方も、本当に美術で食っていけるのかが不安で、学生の時はとにかくデッサンと勉強を頑張っていたそうです。そして、描写力も学力もある大人へとなり、今は大学にて夢に向かって頑張ってらっしゃいます。



今此処に存在している私達は未来の事はわかりません。明日突然死ぬ可能性もあります。だから、死ぬまで、出来るだけ沢山、沢山笑いたいって、素直に思えるのです。あなたの心にも、何かしらそう感じて頂けたらならば、嬉しく思います。


この文章にて、生意気な口を出してすみません!と謝罪したい気持ちもあります。ですが、真っ直ぐに、素を出した言葉達を並べ立てただけの事です。その言葉達があなたの心にも、何か響いて頂けたなら、書いた側として幸いです。




Dear 某方

メッセージ徒然

From calo




それでは、また。

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