茨ちゃん小さい頃ほんと泣き虫全開でずっと泣いてるような子だったから友達は誰も居なかったんじゃないかなと。微妙にいじめられっこだった感じ……?

住んでたとこは同じ種族同士の集落みたいなとこで、ある意味集落全体がひとつの家族的な場所だったので特定の母とか父は居ない。面倒見のいいおばさんとかちょっと年上のお兄さんお姉さんとかが色々お世話してくれてたり。


初めて漆くんと会ったのは森かどっかで1人で泣いてる時とかですかねぇ。
漆くんは既に良くん達と一緒に行動してて、旅の合間の自由時間に昼寝場所探してたら偶然泣いてる子発見したというか(そして泣き顔に一目惚れした系のアレなアレ)
コイツもコイツで昔っから不器用な上に特性のほのおのからだも制御できてなくて \暑いからお前来んな/ みたいな感じで友達できずに良くん祭ちゃん以外に話せる人が居ないっていうぼっち貫いてたりな…アイツ友達作るのとかすぐ諦めそう!

…良くんは草タイプだし炎特に苦手だろうけどその、あの人ならきっと広大な心で受け止めてくれるですハイ……だいじょう、ぶ…(震え声)
寧ろ漆くんでのこの経験で多少熱いの耐えられるようになりそれのおかげで現在奥さん(シャンデラさん)といちゃいちゃできてるんじゃねというかそのあの、ね!
わぁもう、すーぐ話脱線する……()


で。泣いてるの見つけて慰めたいけど自分熱いからって理由で近付くの躊躇ったり?
こう、何とかそこでやる気出してほのおのからだ少しは抑えられるようになったりしたんじゃないでしょうかねぇ……?(適当)
まぁ少し抑えられるようになったとはいえ平均より大分上ってのは変わんないんだけど。

何とか触るくらいはできるようになったとして。
不器用ながら頭撫でたり涙拭ってあげたりして、まぁ何か色々あって友達に?
\ ぼっち同士、初めての、お友達 /


それからすぐにホワイト軍の仲間になったってわけではなさそう?
こう、2、3週間か1ヶ月弱くらいまた漆くんが自由時間できる度に茨ちゃんが待ってくれてる場所に約束して行って、で二人だけで色々遊んでたりしてたら可愛いですねぇ……何度かいじめっこからも守ってあげたりとか。
あっそうだかくれんぼしよう……初恋の、かくれんぼ…()
あとアレ、服の裾ぎゅって掴んでちょこちょこついてきてくれたりとか、おてて繋いで探検とかお昼寝とか、ほら……かわいい…。

茨ちゃん服の裾掴むの今でもちょっとクセみたいなので残っててたまに無意識に掴んじゃうとかかわいい……「離して」って言われて何のことか分からずぽかんとした後にやっと自分が裾掴んでることに気付いて顔真っ赤にして裾掴んだままあたふたするのかわいい。

ずっと手繋いでたりするのはまぁお互いの体温の差的に辛いものはあるんだけど、ろりばらちゃんたぶん「……えと、ちょっとだけ熱いけどね、でもうるくんだからだいじょうぶだよ…?(?)」的なことを無理しつつも笑って言ってくれる……ばっか無理すんなもうかわいい…
……おい漆くんやめろ冷凍コンテナに籠ろうとするのはやめろくたばる…お前の体温はすぐ上がるんだそんなことをしても無駄だ……逆に風邪ひいて余計熱上がるだけやくたばる…。


ともかく何かこう、仲良く色々遊んだりしてたんだろうけど漆くんトレーナーさん達と旅してるわけだから茨ちゃんとも別れなくちゃいけなくなる時も来てしまうわけで。
別れもしょうがないかなとは思ってたんだけど、でも最後のお別れの時に泣いてる茨ちゃん見てたらやっぱり一緒に居たいし放っておけなくて思わず「一緒に行こう」とか手差しだして言って旅に誘ったり……?

そして何だかんだで無事お持ち帰りしたわけだ……良くん祭ちゃんは漆くんにお友達が居たってだけで感動するレベルなので茨ちゃんのことはほんと大歓迎だったのでは!()


そっからまたしばらく他にろくに友達作らず二人だけで仲良く遊んでたのだろう。バトルとかもちゃんとするけど茨ちゃん弱い上に怖がりさんだったのでやっぱり守られてばかりで。
自分のせいで漆にばっかり怪我させてるってのにはずっと悩んでて、バトル中にもそのことで少し考えてたら相手の技が直撃しそうになってそのピンチをまた漆くんが体張って助けて大怪我、みたいな…? 悪循環!

でまぁ泣きながら謝ったり、その時にちゃんと強くなろうって決心したり。
その後最初の進化と共に思いきって茨ちゃん性格ガラッと変えて無理に明るく振る舞って、守ってもらわなくても大丈夫アピールを始めたというか。
すっごい素直でちょっと甘えたがりで大人しくて臆病で泣き虫な女の子が、元気いっぱいで誰に対しても明るく絡みに行きバトルに対しても比較的積極的な子に劇的チェンジ!

その頃多分漆くん茨ちゃんに身長負けてたのでそれでからかったりとかしてそうー
少し生意気っぽいこと言えばあっちも自分のこと守る気消えるかなーみたいな、突き放すというかこう、相手の為にちょっと嫌ってもらうこと覚悟で色々やろうと思ってたんだけどやっぱり本当は嫌われるの怖いってか嫌われたくないってのが強くて色々と生ぬるいというか中途半端なことになったり。


漆くんは少しの間何がなんだか分からなくて沈んでたけど、でも見てたらやっぱりバトル怖がってるしちょこちょこ泣くの我慢してるし色々無理してるというか本質は何も変わってないってのがすぐ分かったのでまぁ嫌いになることもなく。
茨ちゃんの方も、新しい友達と話すの楽しいけどそれでもちょっと無理してるわけだから何だかんだ今までずっと一緒に居て一番安心できる場所(漆くん)に無意識にすぐ戻ってきちゃう傾向にあったというか、うーん。

親の中でこう、茨ちゃん考えてるととにかくやること中途半端なイメージがどんどん強くなってきて「ほんと弱い子だなぁめんどくさいなぁこの子」とか思うんだけどそこもまたかわいいというか何というか、ほら、うん……(親ばか)
弱い子が自分の弱さを痛感し悩み苦しみ目に大粒の涙を浮かべながらもそれでも一生懸命必死になってもがく姿とかさ、良いですね……影でひっそりエールを送りたい。


で結局、ベタベタすることは無くなったけど遠いようで近い位置に落ち着いた、みたいな…?
でもってその関係も何だかんだ心地よかったのでお互い何も言わずに動かずにいたんだけど、でも最近色々崩れちゃったね、っていう!() 

まぁどうせいずれ来るだろうことだったので特に誰のせいってわけでもなしに。
そこら辺は漆くん理解してそう。動くよう促したイライザちゃん責めたりはしないし、その件に関してはジェダくんのことも悪くないと思うようにしてるんじゃないかと。あっ茨ちゃん泣かせたことについては別件で。あと前に玄くんのこともいじめてたので敵意識。
眼鏡アイツほんと敵何人居るんだい。



なっげ(^q^)
色々考えたこと長々と語るの好きなんですねぇ。頭の中だけだと忘れちゃうから暇な時にぱぱーっと書いちゃうし追加もしちゃう! 暇じゃなくても、書いちゃう!()
誰に遠慮するでもない誰が見るでもない反応してもらうでもない、ここは私の独壇場…(?)
しっかしこういちいち長々と書いてたらほんとすぐネタ無くなりそうー! そして始まる放置…




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