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※進路とかそういうのガン無視です







長い長い人生において、人間がいくつかの修羅場を迎えることは必然だろう。
生きていればピンチと名のつくものは何度も経験するし、トラブルはいつだってついてくる。
掌で転がされているというのはいささか大袈裟だけど、運命の神様にある程度遊ばれているのは確かに違いない。

昔、興味本意でギリシャ神話を勉強してみたことがある。
と言っても本格的な感じではなく、図書館にあった『サルでもわかるギリシャ神話』を立ち読みしただけだ。
しかしながら流し読みするうちに、神様同士の争いの全ての原因は大抵一人にあることがわかった。
ゼウスという名前を、聞いたことがあるだろうか。
恐らくもっとも有名な神のうちの一人で、人間世界の法と秩序を守ると言われている。

そのゼウスの浮気が、ギリシャ神話におけるいさかいの99%くらいの原因だった。
浮気をしては嫁に怒られ、浮気をしては嫁に怒られの繰り返し。
勿論誇張気味に書かれていたせいもあるのだろうけど、結局はギリシャ神話の歴史は夫婦喧嘩の歴史だ。
嫉妬に狂った妻と生粋のプレイボーイである夫が、幾度となく起こした痴話喧嘩の日記だ。

元々無教徒だったけど、その本を読んだ日から私は神様を信じないことに決めた。
下界そっちのけで愛人とイチャコラしているような奴に、運命とか人生とかを左右されたくなかったからだ。


「赤葦くん、離してくれないかな」

「断固拒否します」


何度目かの挑戦もあえなく失敗に終わり、私はこれ見よがしに溜め息をつく。
もしこれも『掌の上でで転がされて遊ばれているの』のなら、神様今すぐ下界に降りてこい。
ああもうこの際、たった今から仏教徒になってもいい。
頭……丸めるのはちょっと嫌だけど、短くするくらいなら頑張るから入門を認めてくれ、今すぐに。
そして私をこのピンチから救ってよお願いだから。


「赤葦く」

「嫌です」


間髪入れずに返ってきた言葉を引きずり回して床に叩きつけたい衝動と必死に闘いながら、私は不自由な姿勢のまま部室の天井を見上げた。

足元に散らばった白のビブス、部活動日誌、洗ったばかりのタオル、それから倒れた椅子。
私の両脇の下にはしっかり筋肉のついた腕が差し込まれており、素晴らしくホールドされている。
頭を預けた胸板は存外堅い。足はつくけど踏み出すには不安定で、かといって私の腕が痛くはならない絶妙な高さと力加減を保たれている。

この無駄にハイスペックな後輩を、なんとかしてくださいよ神様。
浮気してる暇があるなら私の修羅場をどうにかして、と喉の奥を声にならない叫びが通りすぎていった。












小指以外は全部あげる












「木兎ー、これこの間言ってたCDね」


撤収作業もほとんど終わり、あとは挨拶をして着替えたら解散というところで、体育館の鍵を持った木兎に声をかける。
ジャージの裾で汗を軽く拭っていた体が私の方に向きを変え、それから差し出されたパッケージに焦点を合わせた。
初回限定版と印字されたCDのカバーを見て、180センチを越えたという高校三年生が跳び跳ねる。
木兎さんうるさいです、と副主将から冷静な注意を受けても聞く耳を持たない。


「うっひょお!これ、ほんとに借りていいのか?」


先ほどまでコートの中で縦横無尽に動き回り相当体力を消耗しているはずなのに、目の前の大男からは疲労の色が見えなかった。
興奮気味に手を伸ばしてくるそこに苦笑しながらCDを置くと、クリスマスにゲームを貰った子供みたいに目を輝かせて受け取られる。
まさに末っ子。このついつい物を与えたくなってしまうオーラは、一体何なんだろうか。


「スゲー、スゲーな河野!お前はやっぱりバレー部に必要だ!」

「むしろ今まで必要とされてなかったの?」

「むむ、今のは言葉の綾子だ」

「綾子って誰」


むむむむ、と更に頭を抱える木兎の肩を軽く叩いて「ほんっと面白いよね」と笑えば、満更でもなさそうな顔で頷いた。
この懐き具合、是非とも犬にほしい感じだ。いや、犬だと吠えてうるさいだろうから、このままでいいのかな。


「家帰ったらすぐ聞くからな!」

「感想はちゃんとメールしてね」

「任せとけ!」


威勢のよい返事を聞いて、私も荷物をまとめる。部員は皆着替えの為に移動し始めていて、私も制服に着替えるかと日誌を持って体育館を出た。











「葵〜、あれは流石にやばいって」


ジャージのファスナーを下ろしてロッカーからシャツを取り出していると、隣で着替えていたマネージャー仲間からにやにや笑いと共に小突かれる。
見ると二人とも顔を見合わせて「ねえ」「あれはねえ」などと含みのある会話を繰り広げており、上着を脱ぎながら尋ねた。


「なに、私今日なんか変なことしたっけ」

「自覚なしか!こりゃ魔性の女ですな」

「うそ、そんなに酷いことしたの?何やった?」


あー、可哀想だね、彼。
スカートを履く隣の彼女にわざとらしく視線を向けられ、何をしでかしてしまったのかと記憶を辿る。
しかし思い当たる節は全くもってなく、着替える手を一旦止めて考えた。
が、答えは出ない。助けを求めて隣を見れば、大袈裟な溜め息の後に正解が発表される。


「彼氏の目の前で他の男と仲良くしてたら、赤葦君が可哀想だって言ってんの」


ワイシャツのボタンを3つほど閉めたところで固まった。
1秒、2秒。3秒目でようやく木兎の事かと納得し、赤葦くんの名前に頭の中で繋がる。
あー、なるほど、と私が頷けばマネージャー二人はさっき気付きなさいよなどと言う無理難題を押し付けてきた。


赤葦くんは今年の夏頃から付き合っている、ひとつ下の彼氏だ。
2年生ながらレギュラーかつ副主将であり、また同級生でも手を焼く木兎の手綱をしっかりと握ってくれる為部員からの信頼も厚い、梟谷学園バレー部の次期主将様でもある。
付き合いを特に公言していたつもりはなかったんだけど、いつの間にか部内ではすっかりと浸透していて、今では公認カップルのようだ。
マネージャー曰く「多分虫除けの意味も込めて隠さなかったんだな」だそうだけど、意味がよくわからないのでスルーした。


「でも赤葦くんって、部活ではあんまりそういうの出さないから」

「そういうのって?嫉妬?」

「嫉妬っていうか、公私混同はしないんだって。皆の前じゃ律儀に河野さんって呼ぶしね」

「えー、でもああいうタイプって、結構なヤキモチ妬きな気がするなあ」


なんていうの、ギャップ萌え?
微妙にずれた結論を出した友人に苦笑いを残して「無い無い」と首を振る。
彼が入部してからの2年間、マネージャーという立場からも毎日赤葦くんを見ていたけど、まず焦った所を見たことがない。
照れた所もないし、感情を露にしていたのは怒った時ぐらいだろうか(あれは本当に怖かった。顧問含めた部員全員が二度と赤葦くんには逆らわないと誓ったものだ)。


「とにかく、自分の彼女が他のヤローと仲良くやってていい気分の男はいないの!」

「………まあ、いい気分って言われたら傷つくよね」


シャツのボタンを止め終えた私が軽く答えると、着替えが済んだらしいマネージャーに「このひねくれ者!」と指を差される。


「ちゃんと赤葦くんの話聞いてあげなよ?いいね?」

「じゃあ、お先〜」

「はいはいまたねー」


マフラーをぐるぐるに巻いた友達二人がドアの向こうに消えていく後ろ姿に手を振りながら、私もそろそろ毛糸のパンツの時期かなあと考えた。
カレンダーも師走を示すこの頃は、日中太陽が出ていようが夜8時は泣きたくなるほど寒い。
女子更衣室の壁時計を見ればそれなりに遅くなってしまっていて、私は慌ててトレーナーを被った。
スカートのファスナーを上げたところで、足元に投げ捨てていたノートが目に入る。後で持っていこうと思っていた部活動日誌だ。


「あー、やっちまった」


まだ、一人くらいは部室で着替えてる奴がいるかもしれない。
淡い期待を胸に超特急で荷物を持って更衣室を出ると、私はその足でそのまま部室に向かった。





更衣室から少し離れた所にある部室には、幸い電気がついたままだった。ラッキー、と頬を上げ小走りでドアの前に向かう。
中からゴソゴソと物音がするから、人がいるのは確かだ。いきなり開けて着替えていたら悪いので、一応木製の扉を二回ノックする。


「葵だけど、日誌置きたいから入ってもいい?」


声をかけても返事はない。何故だかピタリと物音も止み、辺りがしん、と静まり返っている。
あれ、誰もいないの?
昼間とは打って代わり、明度の落ちた電気に照らされた廊下は、私の鳴らしたノックの音がまだ響いているようだ。
先ほどまで聞こえていた物音は何だったのか。まさか幽霊、と真冬にも関わらず今年の夏に見た心霊特集を思い出してしまい、私は思わず身震いする。
恐怖で右足を引いた時、ようやく返事があった。


「……………どうぞ」

「あっ、うん!」


人の声に安心し、ほっと胸を撫で下ろす。ドアノブを握って回し恐る恐る開けると、そこには制服に着替え終えた赤葦くんがいた。心なしか不機嫌な顔をした彼に、笑いながら中に入る。


「もー赤葦くん、いるならちゃんと返事してよ」

「すみません、驚いたので」


足元に鞄が置かれているところを見ると、もう帰る頃だったのだろう。大方木兎が赤葦くんに鍵を渡して帰ったに違いない、と容易に予想することができる。

日誌を片付けるのはゼッケンやら何やらが置いてある棚の一番上で、160センチに足りない私の身長では届かないため、常備されている踏み台に乗った。


「ギリ届く……か?!」

「バランス崩しますよ」


台の上で背伸びをし、手を有らん限り伸ばしててっぺんにある篭を取ろうとする。が、僅かに長さが足りずに指先がかするだけだ。
呆れ混じりにされた忠告は悪いけど無視して、私はぐっと背筋を反らす。


「葵さん」


不意に下の名前を呼ばれ、驚きで手元が狂ってしまった。届きそうだった指は敢えなく虚空をさ迷い、私の口からは「あ」と小さく声が洩れる。
部活以外で基本会えない赤葦くんは基本河野さん呼びなので、葵と呼ばれるのは珍しいことなのだ。


「……っくりしたあ。いきなりどうしたの?」


何か用事かと思い台に乗ったまま振り返ると、思ったよりも近い場所で赤葦と目が合った。凪いだ瞳は私を見透かすようにじっとこちらを見ていて、その醸し出すオーラに私の中の警報が鳴り響いている。

あ、これは怒ってる。
赤葦くんの表情は傍目から見ればいつもと変わりないが、正面から見る私は彼の不機嫌さの正体をひしひしと感じることができた。
眉間に寄った皺、引き結ばれた唇、真っ直ぐな目は吸い込まれそうな程黒く、静かな怒りを示している。私の脳裏に思い出されたのは、梟谷高校バレー部で永遠に語り継がれるであろう、『赤葦京治ブチギレ事件』だ。残念ながら、私はまだ死にたくない。


「あ、かあし…くん…?」


この目の前の人の機嫌を損ねるようなことをしてしまったかと、脳細胞をフル動員させ必死で記憶を辿る。
この間赤葦くんのスポドリをうっかりいつもよりかなり濃くしちゃったから?それとも部室に隠してあったバレー部秘蔵と思しきエロ本を公開処刑したから?もしかして前赤葦くんの分の肉まん一口でかじりすぎたから?
候補がたくさん出てきてしまう自分が恨めしくなってしまったが、結論は一向に出てこない。逸らすことなく私を見る赤葦くんの薄い唇が、動いた。


「キスして、いいですか」


想像だにしなかった言葉に、脳が仕事を放棄する。


「……………へ?」

「だから、キスしてもいいですか」


間抜けな声をあげた私などお構い無しに、赤葦くんが同じ言葉を繰り返した。
いやいやいや、どうした赤葦くん。いつも冷静で部活きっての常識人に、一体何があったんだ。
一歩、赤葦くんが私に近付いてくる。踏み台のお陰で私の方が若干背が高く、彼を見下ろすというのは中々新鮮ではあるけど、今はそんなことどうだっていい。


「赤葦くん、どうしたの?」


今日は様子がおかしい。
じりじりと距離を詰めてくる彼から気持ち体を避けて、尋ねる。
私の言葉にぴたりと足を止めた赤葦くんは、どこか拗ねたように呟いた。


「……俺は、葵さんの好きな音楽とかわかりませんから」


好きな、音楽。
そのフレーズにマネージャーの話やら木兎の顔やらが次々と浮かんできて、私は赤葦くんの顔を見る。よく見ると頬がほのかに赤い。これは、もしかして。


「……やきもち焼いてるの?」


もしや、と思った言葉に、彼は珍しくたじろいだ様子を見せた。しかし次の瞬間不機嫌そうな顔に戻る。
「妬いちゃ悪いんですか」彼らしい肯定の言葉は彼らしくない程素直で、思わず頬が弛んだ。


「ごめんごめん、気付いてあげられなくて」


なんだか赤葦くんが可愛らしく思えてしまい、私は笑みを洩らしながら謝る。
目線が高いのをいいことにぽんぽんと頭を撫でると、おもむろにその手を掴まれた。更に距離が縮まり、鼻先が触れそうな位置に赤葦くんがいる。反射的に引きそうになった体は腕を引かれることで押さえられ、吐息さえ感じる近さに顔が熱くなっていくのがわかる。


「お詫びは、葵さんからのキスでお願いしますね」


艶がかった甘い声が、鼓膜をくすぐるように揺らした。優しい声音に頭の中が麻痺していくようだ。
形勢逆転、私がこの後輩に勝てるわけがない。


「ほら、」


急かすように鼻をこつんと当てられ、脳の回路がショートする。どうせならいつものように強引にでも奪ってくれればいいのに、彼はあくまで私にさせたいらしい。
ゼロ距離まであと数ミリ。付き合って半年、自分からキスをしたことがない私にとって難易度が高すぎる。やっぱり赤葦くんは相当怒っているようだ。


「――――っ、む、むり!」


脳みそが焼け焦げるような気がして、私は無理矢理赤葦くんから離れた。心臓はバクバクうるさいし、きっと今の私の顔はリンゴとタイマン張れるくらいに真っ赤だろう。
激しく脈を打つ胸を押さえて、私は赤葦くんに背を向ける。もう一度背伸びをして日誌を入れるケースに手を伸ばす。
よっしゃ掴んだ、と縁に指を引っ掻け降ろそうとしたその時、不意に重心がずれて体が大きく傾いた。


「わっ」

「っ」


ぼすん。身体中に来るであろう衝撃に備えて目を瞑った私の体は、意外にも痛みがない。それもそのはず。倒れた私を、赤葦くんが支えてくれていたから。


「ありがと……」


頭から落ちなくてよかった、と安心した次の瞬間、私はこの体勢に気付く。ふむ、ピンチじゃないか?
これで冒頭に戻るというわけだ。


「葵さんがキスするって言ってくれるまで、放しませんよ」


耳元で囁かれる言葉はどこまでも甘ったるい。ああ、そういやたまに忘れそうになるけど、赤葦くんは意地悪だった。


「葵さん、」

「っ……な、名前呼ぶの…ずるい……」


耳朶を唇で挟むように甘咬みされると、腰から力が抜けていく。葵さん葵さんと私の名前を連呼されてしまうと、むずむずとした熱が沸き上がってくるのだ。


「………っん」


サラサラの髪が当たり、赤葦くんの顔が私の首筋に埋められる。ちりっとした痛みに小さな声が洩れてしまうが、彼は気にせず唇を落としていく。
何個目かの跡を見えない位置につけられた時、私はようやく観念した。


「すっ、するから!するから、放して……」


勇気を振り絞って発した言葉に、赤葦くんは「残念、もう少しつけたかったのに」と白々しくも呟く。
開放された体をおずおずと後ろに向けると、勿論いつも通りの身長差がそこにはあった。いつもしゃがんでキスしてくれるのに、赤葦くんは私を見下ろし余裕の表情で「いつでもどうぞ」と促してくる。


「……うまく、ないからね」


言い訳がましく言って、私はごくりと生唾を飲んだ。下手したら、初めてキスした時よりも緊張してるかもしれない。
はるかに高い所にある赤葦くんの頬を包んで、私は思いっきり踵をあげた。


「痛っ」


ずきん、と鈍い痛みが右足首に響く。さっき捻ったのだろうか、痛む箇所を手で押さえて赤葦くんを見上げると、彼は困ったように息を吐いた。










「葵さんの家って、こっちで合ってますか?」

「うん、その角を右」


赤葦くんが歩く度に、振動が伝わってくる。結局あのあと歩けなくなった私は、二人分の鞄を前に持った彼におぶってもらい、家まで送ってもらっているのだ。


「……ごめんなさい、色々」

「別にキスは今度してもらうんでいいですよ」


軽く返ってきた言葉に渋々頷いて、私は顔を赤葦くんの背中に預けた。たくさんの期待を背負った、頼もしい背中。


「わ、私が好きなのは、あか……赤葦くんだから……その、」


段々と語尾が小さくなる。だけど、伝えなくちゃいけない。


「しっ、心配しないで!」


赤葦くんがこっちを見れなくてよかった。今の私はきっと赤の絵の具としてパレットに出されても違和感がないくらいに真っ赤に違いない。
罪滅ぼしの意味も込めて目の前の首もとにキスをする。鼻腔を掠めていく赤葦くんの匂いに酔いそうだ。
ふと足を止めた赤葦くんは、何かを呟いてまた歩き出した。


「……ったく、この人はどこまで人を煽れば気が済むんだ……」

「あ、赤葦くん?」

「いえ。ところで葵さん、明日の夜は空いてますか」

「え……多分大丈夫だけど」

「明日うち親いないんで、泊まりにきてくださいね」

「えっ」

「安心してください、捻挫に響くほど激しくはしませんから」


淡々と言い放たれた言葉が指すものに気付くまで、数秒かかった。じわりと耳まで熱くなり、それから囁くような声で「……頑張って空けます」と返事をする。

この不敵な年下の彼氏に、私は勝てる日なんて来るのだろうか。敵わないなと思いながら、いつぞやの私がつけた爪痕の辺りをそっとなぞる私も、どうしようもないほど彼に溺れているらしい。


私のまるごと全部を貴方にあげるから、私にも貴方の全てを愛させて。
明日の夜に増えるのであろう引っ掻き傷に思いを馳せて、私は赤葦くんの背中にキスをした。








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27様、真由様、新藤実加様、リクエストありがとうございました。

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