大川ですけど・・・?何か?
はい、大川です。
只今移動中ですかねー。

なんかすっごい人の気配があるんですよ。
動かないんですけどね。

あ、動くのがいる。ウソだろwwwwかなりいるwwww
しかもなんか動くのはええwwwww

マジで何なのコレwwww

「全員揃いましたよ」

「ありがとうございます。・・・先生、これは大変なことが起こったかもしれません」

そうして顛末を話し始めたタチバナ君とやら。
名前をしってるのは大人の人が言っていたから。

どうやら俺が知らぬ間にここの学園長とやらがいなくなり代わりに俺がいた。
というらしい。

どんな厨二設定ですかwww
つかここ息苦しい。出れないのかな。
この布とかちぎれないかなー。まぁ、無理だろビリッ・・・・WHAT?
ええええええwwww俺のかすかな腕力で敗れた・・・だと!?

「っ!この布が破れるのか!なかなか解けないはずの!」

「周りを囲め!」

ちょwww俺そんなにすごくないからwww
出てみたらたくさんの人が俺を睨んでましたwwwはい死亡www

「あー、やばい。逃げようかなー」

あwww口にだしちゃったよwww
やめてやめてそんなに睨まないでwwww

なんて思ってたらなんか飛んでくる気配。
こんなん無理だってwwwwよけれないwwwwえwww死ぬwww俺死ぬ?www
とりあえず・・・・

伏せ!




・・・・・・よけれたwwwマジかよwww
そういやこの体すごくなっていた気がwwwじゃあさっきの破けたのもこの力かwww
つかコレ誰の体wwww完全に俺のじゃないwwww
つか飛んできたの何これ手裏剣?wwww
忍びものじゃあないんだしwwwww


・・・なんて言ってる場合じゃねぇ!
どう考えても今やばい。周り囲まれてる。なんか皆目が怖い。
怖すぎて俺の顔固まったままだよ。うわ、どうやったら逃げれる?
もしかしたら、この体で逃げれるかも・・・?
いや、どうだろうか。いけるか?・・・でも殺されるよりはましだ!

よし、逃げる。

たしか障子はあっちのはず。
さっき俺を運んだであろう緑色の六人組がいる。はっきりいって邪魔。
かといってここから逃げないわけにもいけないのでちょっと嫌だが殴らせてもらおう。
きっとこの体は強いから手加減させていかせてもらう。

「っ!」

おぉぉぉぉ!殴られた子が少し吹き飛んだ。うわ、痛そう。
でも、俺のため!ここは犠牲になってもらおう!

「すまない」

そういって近くの塀に飛び移ってみる。
跳躍力半端ないよこの体。


「っ!お前の名前は!?」

俺の名前?そんなん聞いてどうするんだろう。
正体隠してやってる主人公の漫画みたいに帰っていくときのやつか?
まぁ、それぐらいなら。

「大川平次。それ以上でもそれ以下でもない」

決まったー!!!!内心叫びながら近くにある木に飛び移ってみる。
これからどうしようか?町かなんかあるだろ。ここ山の中っぽいし下山するか・・・。

そういえば名前言うのってフラグだった気が・・・。


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