え、本気でですか?うわ、どうしよう。
皆さん、お尋ねします。ここはどこですか?

A、道です

では、目の前にいるのは誰ですか?

A、深緑色のような色をきている、普通じゃなさそうな少年たちです。


「貴様、誰だ!」

「学園長がいないぞ!」

「・・・・痕跡もない」

「連れ去られた!?」

「この人は代わり?」

「それにしては雰囲気が違いすぎる」


何すか、この人達。


「貴様、死にたくなければ答えろ。名は何と言う」

「お、おお、か、わ・・・」

「大川・・・?」

「本名か?」

「嘘をついているんじゃないだろうな」

「ち、違う・・・。嘘、なんかじゃない」


痛い、痛い。それに怖い。

見られているだけのはずなのに、
その視線が凶器のように、体を突き刺すような。


「代わりならもっと老けた変装してると思うんだけど?」

「そこが狙いかもしれないからな」

「体は鍛えられてるし・・・」


「あ、あんたたち・・・だ、誰なんだよ。
それに、こ、ここは、どこなんだよ・・・」


「・・・やっぱりちょっと様子が
変だな。連れていくか」


「な、なにするんだよ」


「ちょっとごめんね。眠ってもらえる?」


ブラックアウト

はは、笑えねぇ。



はーい、皆さんこんばんわ〜!

楽しいこと大好き!ヒラメキ力は誰よりもすごい!

大川で〜す!YEAH〜!

・・・嘘ですサーセン


楽しいこと大好きなのとヒラメキ力がすごいのは事実だけどね。

というか、意味がわからねぇよこの野郎。

なんか今連れていかれてるって感じ?
目隠しとかされたんだけど。手足縛られてるんだけど。
何これ。

しかも自分がレベルアップしたみたいなんだけど。
何かね、周りにいる人が何人いるかわかるんだけど。
目隠しされてんのに。
それに皆バラバラにわかるんだよね。
気配ってやつですか。

よくある
「この気配は・・・!」
ってやつですか。まじ勘弁してください。

体が軽くなった気するんだけど。
しかも鍛えられてる感じ。
さっき首に衝撃きたけどあんまり痛くなかった。
手刀ってやつですかそうですか。

あ、なんか一人増えた。

「小松田さん、至急、先生を集めてくれませんか?」

「うん、わかった」

「よろしくお願いします」

小松田君ねぇ。どこかで聞いたことあるような・・・。

つか本当に俺、どうなるんだろう?


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