「天女サマがね〜」
「愛子さんが〜」
食堂に来てみるとみんなが天女サマこと神野愛子のことばかり。
さすが私が見込んだ女性。たった数刻でここまで
みんなを魅了するなんて!逆ハー補正がついていますが半分はきっと彼女の容姿と性格だと思います。
おや?あそこに座っているのはくの一皆さん、
それに一年生の猪名寺君と二年生の時友君!
三年生の伊賀崎君に四年生の綾部君も同学年の久々知君まで!
みんな各学年のはぶれものかな?六年生はいないようだ。
そんなメンバーが囲んでいるのは
例の瀬川雪乃介!!
瀬川雪乃介の目は虚ろって感じ。
何も信用できないみたいな目だね。
そんな子を心配してるのかな?
まぁ人の自由だけれど!
ん?入口に大きな集団。
深緑ばっかり!真ん中にピンクがみえる。
天女サマだろうな。
あ、目が合った。アイコンタクトしておこう
《どう?》
《うまくいってる》
たった一瞬の会話。誰にもばれない唯一の会話方法だ。
普通には接触してはいけない決まりだからね。
決まり?あぁ次の話でいってあげよう。
おっとすれ違う見たい。
さぁ口パクで盛大に!
《愛してるよ!****》