私は入学した。い組のようだ。
学園というものはなかったためどういう意味かよくわからんが
階級わけのようなものらしい。養成所ということか?
まぁそれはおいといて・・・
それまではよかったんだ。目の前にいる同じ服を着た
やつらが来るまでは。
「「おい、お前。名前はなんだ」」
誰だこいつら。しかし二人とも誠ほどではないが
将来はイケメンだなぁ。
「鷲野龍之介・・・」
さっさとどこかへ行ってくれないか。
誠以外の男に興味なんてないんだ。
「「なんでそんなに美しいんだ!!」」
「は?」
なんだこいつら今何ていった。
私が美しいだと?まぁ誠にも綺麗と言われたがあの時は女で
今は男だぞ?
「「私が一番美しいと思っていたのに!・・・はっ!」」
「私のほうが美しい!」「いや私だ!」
あぁ、ナルシストなのか。うちの教官にもそんなのいたなぁ。
こういうのは関わらないのが一番だ。
さっさと逃げよう。
「「あ、いない!!」」
これからが心配だ。
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