三年の皆さん、四年い組の鷲野龍之介をどう思いますか?
「予習もしてるから成績がいいそうですよ!
それに先輩ってやっぱり四年生らしく綺麗ですよね。
綾部先輩によれば一年生のころのほうが可愛いとかいってましたけど」
「それ、滝夜叉丸先輩も言ってた。私も美しいが龍之介だって美しいと思っている。
ま、私のほうが美しいがな。とか言ってるけど」
「龍之介先輩っていい人だよね。よく助けてくれるし、僕にちゃんと気付いてくれるし。保健委員に入ってくれればよかったのになぁ」
「あの人は不運じゃないだろう。
ジュンコ達を怖がらないし、何よりもジュンコがなついているんだし、
変な先輩ではないよね」
「まぁな。よく左門や三之助達を見つけてくれるし。
いつも感謝してるけど、いつ怒られるか・・・」
「違うぞ作兵衛!あれは私達が話している間に作兵衛が来たんであって、
迷子になっていたんではないぞ!」
「お前らが勝手に何も言わず先輩の所に行くからだろうが!」
要約すると、何でも大丈夫で綺麗ないい先輩。
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