「・・・こっちが食堂」


あれから案内は続いた。回っていれば食事の時間になるだろうと
時間を調節しながら、ちょうど食堂に辿り着くように設定しておいた。


「・・・食べる?」


「そうしよっか!」


「おばちゃん。私はB、龍之介はA」


今日はAがうどんでBが唐揚げ。
唐揚げは皆に人気だが私はあまり好んでいない。
故に必然的にうどんになる。
そこら辺は喜八郎が覚えていてくれる。


「ん〜。じゃあ僕はBで!」


「はい、お待ち!」


おばちゃんの料理はいつもおいしそうである。
衛生的にもいい食事。これに関しては前より今だ。


「喜八郎!龍之介!こっちあいてるぞ!」


滝夜叉丸がよんでくれる。
隣には疲れ果てている三木エ門。
今日は会計委員があるはずだが徹夜ではないはずだが?


「大丈夫?」


「潮江先輩の鍛錬に付き合ってたらちょっとね・・・。
大丈夫だよ」


潮江先輩といえばあの隈の人か。
合同授業の記憶はまだ新しい。


「あ、田村君・・・だよね?
僕新しく入った斉藤タカ丸っていうんだ」


「え?あぁ、よろしくお願いします。年下だし
三木エ門でいいですよ」


「そう?じゃあ僕もタカ丸でいいよ〜」


「いえ、年上ですし。せめてタカ丸さんで」


「ま、それでもいいかな〜。今ね、みんな見て思ったんだけど
髪の毛すごい綺麗だよね〜」


「当たり前でしょう!この滝夜叉丸の髪の毛が
綺麗じゃないわけないじゃないですか!」


「どうやってそんな綺麗にしてるの?」


「この私が作った特製のシャンプーとリンスです!
私をより美しくするために研究したこれらを
三木エ門や喜八郎、龍之介にもわけてやってるんです」


「へぇ〜。後で見せてくれない?」


「ぜひ!おい、風呂にいくぞ!」


















風呂で一波乱の予感


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