「「「「助けてください!」」」」


何があったんだろう。私の目の前にいる一年生たちは
みんなボロボロ。


「・・・・どうした」


「明日テストがあって皆で練習してたら左近の不運が発動して
できなくて。それでどうしようかと悩んだときに」


「僕が先輩に教えてもらおうって言ったんです〜」


能勢君と時友君は軽いが・・・後ろにいる池田君と川西君が
かなり酷い状態になっている。
善法寺先輩よりかはマシにも見えるが・・・。



「・・・私でいいのなら」


「ありがとうございます〜」


「ほら、しっかりしなよ。左近、三郎次。先輩が教えてくれるんだって」


「すみません。先輩・・・」



「・・・大丈夫。何のテスト?」


「火薬についての筆記なんですけど・・・」


「三郎次のもってきた火薬に左近の不運があって
火がついちゃってこうなったんです」


それはまた・・・・


「・・・わかった。並んで。
どこがわからない」


「ここです〜」


「・・・それは」


「おっ?何をしているんだ龍之介!」


「あ、滝夜叉丸先輩。こんにちは〜」


「四郎兵衛ではないか!他の一年も!」


「火薬について教えていた」


「そうか!ならば私も混ぜたまえ!成績優秀な私なら
何でもグダグダ」


「教えてあげて」


「よし!私に教えてもらうことを嬉しく思え!」
















滝と三木も呼ぼうかな?


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