何日かたった今日、一年と二年のい組合同授業があった。


委員会決めはとっくに終わっていて誠は火薬委員だった。
噂では誠の家は火器が得意な家だかららしい。
まぁ、誠は銃器が得意だったしね。私もだけれど。


二年生で二人一組で分かれて一年生に教えるらしい。
去年私たちもしたが、いまだに名も知らない先輩だった。


私は一人余りで滝夜叉丸と喜八郎が組んでいた。
先生が言うに「お前は学級委員だし、一人でもいいだろう」
らしい。学級委員はめんどくさいものだ。


組む子を先生に告げられた。
喜八郎と滝夜叉丸は
「伊賀崎孫兵と木瀬考誠」


誠のことだとすぐに分かった。
苗字は同じだし、誠という字が入っている。
いいなぁ。


私は「時葉零」という男の子だった。


この子は一人余りだったらしい。
まぁ、知っている子だ。
なぜなら学級委員長委員だから。


この子は私が思うにあることを隠している。
口には出してはいないが。
そして愛されそうな愛くるしい容姿だ。






この子は・・・・多分大丈夫。
誠と私の間に入ってこない。


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