「誰・・・?」


今、私の目の前には入学式にあった、滝夜叉丸ではないほうがいた。
そいつは私をライバル視しているような目でこちらを見ていた。


「私は田村三木エ門だ!お前!滝夜叉丸から聞いたぞ!
銃を選んだんだって!私とカブってしまうじゃないか!
私のほうが火器を愛しているというのに!」


・・・違う。この子はナルシストではなかったようです。
火器の大好きな危ない子でした!
滝夜叉丸!変なことをいわないでくれ!
面倒事はきらいなんだ!


「そういわれても・・・」


「そうだ!私と勝負しろ!負けたほうは
得意武器を変えるというのはどうだ!」


得意武器は得意な武器だし変えられないのでは?
と思っていると、急に私の腕を引っ張り走り出した。


ついたのは的がたくさんある広い場所。
練習場だろうか。先輩もいる。


「さぁ!勝負だ!」


まって。私はまだ了承してなi「一発勝負でより真ん中に当たった
ほうが勝ちだ!」どうやら決まったらしい。
もう面倒くさい。さっさと終わらしてしまおう。


「まずは私からだ!」


ズガン・・・。いい音が響いた。


弾は的に当たるも真ん中よりかは少しはずれていた。
しかし一年にしては上出来だ。
周りにいた上級生も「一年なのにすごいなぁ・・。」
という声をあげている。
いい気になった三木エ門はこちらを見ている。
少し私の本気を見せてやろう。
大人げないが今は子供なのでいいだろう。


本気を少し出してやろう。


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