「#幼馴染」のBL小説を読む
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- ナノ -
2013/06/24 19:06

朝、目が覚める。
しばらくぼーっとしたあと徐に布団を抜け、パジャマを着替え、髪をとく。作業だ。
洗面所に寄ってリビングに顔を出す。ん、今日はいい匂い。
「ふぁ…はよー」
「おはよう」
「おはよ!」
欠伸をしながら挨拶を交わす。今現在起きているのは、あたしと、藤と、わんこ。
藤は、あたしが起きてくるときには大体コーヒーを飲みながら新聞を読んでる。
で、わんこは何してるのかっていうと、朝食を作ってくれてる。びっくりでしょ?味の保証は無いけど、あたしたちのために、ってのがすごく伝わってくる。
家事はなんとなくイメージでおみがやってそうって思ってる人もいそうだけど、おみは以外と朝が弱くて、寝起きなんて…や、この話はやめといた方がいい気がする。取り敢えず、我が家で一番朝ヤバいのはおみだ。
他2人は大体想像通りってことで。

この場にいないやつらにさっと思いを巡らせたところで、席に着いて手を合わせる。
「いただきます」
パンを一口かじる。
また、今日が始まった。