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末路に消えた
亡骸を枯らす
曇り空と血液
とくり、その音。
風の強い朝でした
8分後に終わる世界
水槽の中で見届けた死
誰かが呼吸を止める時
落下したのは僕の正義と
君の果てには何が見える
 
by T
 
 
 
嬌声で沈黙を破る
もらいあくびでおやすみ
僕と君のあの子だけの世界
カモメの鳴き声が聞こえたら帰ろうか
君と出会わなければ終わることもなかった
君はきっと僕を忘れるよ
僕もきっと君を忘れるよ
 
by 日向
 
 
 
銀幕の二人が演じている
傷だらけのシナリオが向かったのは
全てはこの瞬間のために
早く連れて行ってくれよ、頼む
君がくれた笑顔は、今でも私の宝物です
貴方に出逢えてよかった、それだけよ
犠牲の果てに枯れた大地
アンコールもできず、いつも中途半端。…でも、私には、これがお似合いかな…
貴方を包む世界が、いつまでも優しいものでありますように
欲しい物は全て手に入れたのに、世界には私独り
星の消えた、斑な空に
去ってゆく後ろ姿にサヨナラを
まるでどこかで聞いたようなハッピーエンドね
全て醒めてしまったわ
綺麗な空には還れない
本当に救われないバッドエンドは、これだったのかな
 
by 穂坂
 
 
 
死にたがりのわたしにおわりをちょうだい
終焉の幕は降りた、きみの出る幕はもうないんだ
さよならと云って、笑顔で送りだしてね。泣いちゃだめ。
泣き虫なキミとわたしと、
聖人君子不成立
落ちこぼれた少女iの終曲
とまらない不協和音
虫の知らせが教えてくれた、世界の終わりとやらはどうやら数時間後
「…きっと君が来てくれるって思ってた」
キミはわたしのヒーロー。いままでありがとう。
リビングデッドは今日も終りとやらを探して彷徨う
なにもかもがまやかしで、この世界に本当なんてありやしないのさ。
さようなら世界、なにもかもがおしまいね
星の輝きが消えた、遠いどこかにあるあの星はずっと前に死んでいたんだって。
これにてこの物語はお終い
さいごだって足掻いて惨めに浅ましくても抵抗はやめたくなかった
おつかれさまでした、×××
 
by 音々
 
 
 
閉幕の合図は唐突に/終わらないlast scene/ようやくやって来た神々の黄昏/終焉は音もなく忍び寄る/最後の晩餐にて救世主は語った/最終審判、天国に堕ちるのは誰か/答えを知らないままに僕らは去ってゆく/二度と来ない夜明け/twilightの輝きはこれ以上ないほどに/涙は融けて戻らない/零れおちた雫はもはやどの盆にも返れないのです/world's end song/歌え、閉じゆくこの世界に向けて/A things at the close of the week.(週末のできごと)/A things at the close of the world.(終末のできごと)/終極への道のりは遠く/つまるところΩ(オメガ)/大団円を迎えた/ハッピーエンドならよかったのにね/バットエンドにも救いがあると信じて/幕切れとなりました/endingはすぐそこに/【完】
 
by 紫野星
 
 
 
愛されたがりの末路
人生のどこかで欠けた骨髄
待っているのは死のみ
『きみにであえてぼくは、はじめてしあわせのいみをしりました』
気付かないふりをして、最後まで
10ぺージ分だけの思い出
本当の意味を知りたくなかった
残った熱はたぶん、
ラストステージで会いましょう?
だってほら、さめてしまったもの
 
by Lady
 
 
 
眠りにつくのね
あなたの温度が飛んでゆく
残ったのはありふれた慟哭
夢にも思わなかった
悲しくはないんだ、ただ、涙が出るだけで
言っておけばよかった
ショパンで送らせて
全て置いていくよ
ひとりとひとりになるだけの話さ
それが君の幸せなら
もう聞こえない愛
笑顔で紐を解こう
 
by 鎖樹
 
 
 
それは午前0時のこと
薬指が軽くなった日
ドラマチック
せめて爪痕を残したい
死神さんこちらです
おやすみバニーガール
夜明けなどなくても
ごみ袋いっぱいのなにか
二人で落ちたら幸せだ
最初で最後のキスでした
 
by 瀬崎
 
 
 
崩壊の音が聞こえた気がした
カウントダウンの夜
愛してる、叫びにも似た声だった
知らない世界でまた輪廻
始めて見た雪、最後に見た紅い空
最後のメロディー
世界の終わる夢を見た

『最後まで世界は私に優しかった。だって、私を逝かせてくれたでしょう?』
 
by 白雪 羽衣
 
 
 
僕だけのエレクトロニカ
愛されたいのはロマン
彼を蝕む矜持
焦がれたって救われやしない
白痴の世界は君を拒む
生きてなお死す、愛は歪んで
迷妄する死に損ない
心からの愛を歌っておくれ
君がすぐそこにいる幻影
その愛を手放せなかったのは
君に出逢う奇跡を待ってる
電子音の響く愛を紡いで
(君以外が見えないと言う)
 
by ぶっこ
 
 
 
それは唐突にやってきた
小さな叫びは届くことなく消えた
真っ黒に染まるキャンパス
涙の海に溺れる
必死になって掴んだそれはただの砂でした
指と指の隙間から零れていくの
消えた心の大部分
そっとその手をこの首に添えて
滲みゆく世界に光はなかった
そして音を立てて瓦解するの
 
by イコ
 
 
 
いやだいやだと叫んでも戻らないし変わらないのよ/夜半に至る・前に散る/手を振って言葉を紡いで、それですっきりさっぱり無くすことができるほど人間できていないから、/水分が蒸発するみたいに跡形もなくなってしまえばいい/はやく聖遺物にして
 
by 笹倉
 
 
 
カーマインレッドに倒錯/アリスねぇ目覚めて、赤の女王は死んだよ/輝かしくもない、幸せではない、ただの終わりだけど/いとおしい程の野次と憎たらしい程の拍手、私にはそれで十分です/空はずっとどこまでも繋がってるなんて思っちゃいないけど/フォーリン、そうしてあたしはまた眠りにつく/僕の心臓をどうか落として/囚焉/周縁/収遠

もう一度あなたにカーテンコールの挨拶ができますように。
そう祈ってはまた、閉幕。
 
by 喰日
 
 
 
満ちるしじま
咽ぶ蝶
愚かしいあなたを壊します
翼をもいでふたりぼっち
侘しいアリス
夜の泥濘すらまぶしかった
ガマズミの花葬
虚を賜る
花弁の寝台と柩
あたたかな場所でおやすみ
 
by 衣笠
 
 
 
貴方のいない世界で生きたかった
だから、さよなら。なんて言葉は好きじゃない
夜明けと共に貴方がいなくなる
その恋に終わりを付けました
君は一度だって笑ってくれなかったね
世界が終わるのを願っているの
星屑と消えてしまえたら、
貴方が死ぬのならそれが本望
喉元にナイフを突きつけて、きみは笑った
私に明日はやってこないよ
君は未来を知っていましたか?(貴女がいなくなることなんて知りたくなかった)
これで、全てが終わったわ
私の記憶で君が幸せになれないのなら
君の存在しないシルエットをいつまでも探してた
お姫様は世界で一番不幸になりました
こんな世界なんて壊れてしまえばいいのに
終わりを待っていたの、
最後に「 」って伝えたかった
貴方の体温が消えてしまった
空が真っ赤に染まる時、君の呼吸が止まった
 
by 夕顔
 
 
 
本日未明、西の空が欠けました。/死にたがりの彼女が笑う夢を見た/わたしはねがいました。せかいなんてしんでしまえ、と。/世界の終わりに、あなたは何を守る?/世界の終わりに、お前は何を壊す?/来世(つぎ)も、あなたの傍にいれるかな/見て、空が燃えてる/これが希望だというのなら/ヒトはきっと、間違えたんだろうなぁ/絶望は血に混ざる/そのとき、こわいものがやってきました。/軽快に崩壊/あれが死だよ/離さないで放さないででもはなして/骸に囁く愛/あの子が世界を殺したの/神様、これが僕の罪ですか?/生きたがりの彼が笑う夢を見た/ご覧の皆様、とうとうお別れの時が来ました。/そうして、世界は

(ばらばらにくずれて、消えていきましたとさ。めでたしめでたし。)
 
by
 
 
 
その静寂を途絶と知った/すべては向こう側で/黙らないで眠らないで置いていかないで/ぬくもりの残滓を抱きしめた/わらってあげるから
 
by さきは
 
 
 
・死んだからといって油断するのはやめましょう、生まれたところに還るまでが人生です
・遠ざかっていく背中、届くことのない右手
・さよならショートケーキ
・どうしようもなかったというどうでもいい言い訳
・明日からは人生も恋も大人料金です、それが社会の基本です
・期間限定クリームババロアは売り切れ中
・汚ったらしい最期、笑えない、でも私にはこれで十分
・心を満たす後悔の海に、いっそのこと飛び込んでしまいたい
・どうにもこうにもない、幕は閉じた、それだけだ
・目は瞑るな、最期の景色が闇でいいのか
・最後まで頑張りましたで賞
・別れのキスは要りません、ゴミ箱にでもして下さい
・人生で何回笑ったか数えてみた、数え切れないほど笑っていたのを思い出して、泣き続けることをやめた
 
by 9子
 
 
 
この夜明けを苦々しく思う
きみの正体は掴めないままだった
そうして暗転
明確な別れなんて必要なかった、これで後悔と呼ぶの?
扉が閉まれば
所詮は結果論だったんだ
いつの間にか時間という時間は過ぎ去って
うんそうだね確かにそういった
まだだよ
沈思、あるいは瞠目
 
by めぐ実
 
 
 
いつかまた笑えるまで
輪廻を巡る、最後尾
いつだって君は変わらないと信じてるよ
屋上から見上げた夕焼けを
スタートすらできてないのに?
忘れてよ、私のことなんか
もう、遅いよ…
またね。なんて言わないから
ロンリーエンドは笑わない
これにておしまい、どんどはれ。
 
by 朔凪
 
 
 
ティースプーンの先で渦巻く陰謀
矛盾異星交遊
水没した反戦国旗
パーマネント・レリーフ
あなたのシャツに見投げしたい
コピーキャットの禁書
ケーキを食べる言い訳をつくろう
猛獣/盲従への素質と希望的観測
業火絢爛
虫歯不可侵条約
オンリーマイプラネット
蜜月の待ち人なんて胸焼けがする銃殺刑だこれは命令である
サイレント・ブルーはどこかできいた
 
by 七緒
 
 
 
泡沫、落下。
空白は埋まらない
まだまだまだ続くの?
遥か(春)先まで待つ(夏)か
例えるなら狼に喰われた狐みたいな
ここは違う、星がない。
こうしてぶどう酒に彼岸花をいれたお姫様はひとり寂しくわらいました。
エンドレスコールを叫んだ
白くて淡い君に会いたかった
よく飽きないねえ、ああもう秋はないんだっけ。
 
by 崎野
 
 
 
こんな世界じゃ愛を囁くことすら難しい
幸福が散らばる部屋にただいま
十二時の魔法がとけるまで踊ろう
独占欲が薬指でキラキラ
僕以外の誰とも幸せにならないで

からっぽの心臓に爪をたてたらまた君に逢える気がした
 
by 高槻
 
 
 
ロスト ロスト ロスト
笑え19歳
電池切れ
水揚げ
お隣の田中さんのお引っ越し
アンコール幕切れ
白濁した液体
 
by 痣
 
 
 
クライオニクス壮大構想
炭酸水に何もかも濁したから
そこに込められた声なき声がある
幕引きは誰がやるべきか
終末メテオライト
博愛精神は悪い方へ傾く
いかなる嘘もいかなる真実も、全て
貴方専用断頭台
撃てよ、
残念。まだ足掻き足りないんだなこれが。
 
by キョーカ
 
 
 
さよなら、だけが合図ではないのです。
それは悲しみだけじゃないって知っている
ゼロに戻る、ただそれだけのこと。
アンコールは有り得ない
終わりと始まりの間を行ったり来たり
 
by 藤野
 
 
 
ひみつのさようなら
ゆめは眠らないのさ
まあるい週末
愛すべきスージーにまばたきひとつ
彗星がしずむまぶしい速さで
蜂蜜色の夜をおよぐ深海魚
エンドロールの海を泳ごう
人魚のうつくしい結末
 
by ももいろ
 
 
 
きみは明日へ向かうんだ / カーテンコールにぼくはいない / またね。って言葉が嫌いだった / 終日まで、一緒にいよう / 笑って、ぼくを見送って、 / 涙の跡をぼくはもう拭えない / そうすることで君が救われるというのなら、ぼくは喜んでこのいのちをさし出すよ / いつか星になって出会える日まで
 
by 卯多
 
 
 
悲しいのかい?泣きたいのかい?そうだろうねえ。
それでもさいごはやってくるよ
ヘブンリーブルーの底
引っ張りあげてやるから深淵を見つめろ
三日月が欠ける
 
by 逢坂
 
 
 
夏が終わるのでわたしは死にます / トマトリゾットの落日 / 土星の輪っか上できみと踊るの / 応えは青の向う側に / 花刑と磔葬 / 蛹から体液を垂れ流せよ / ひび割れたかかとでフロンティアを踏む
 
by 灯
 
 
 
ささやかながら餞別でございます/TRUE END≠HAPPY END/君がいない日/そうだね、その時はこめかみに銃口でも向けようかな/目を閉じたらその瞬間きっと/夜明けの来ない夜のようなもの/シャットアウト/私世界終末記録/眠りについたままわたしは死にたい/これでこの茶番は終わりです
 
by 黒水玉
 
 
 
笑って死ねたなら/幸せでしたか?/あたしのいない世界で/地獄へのカウントダウン/無理のない心中/さよならあなた、こんにちは私/虹色の希望は夕焼けに消えて/Don't forget me./黄泉帰り/銀の弾丸は心臓を貫く/最後の世界でキャパオーバー
 
by 無依
 
 
 
君の知らない恋が終わった
振り返らずに消えてしまって
待ちわびたあの日に僕はいない
あとは癒えるまでよろしく
温もりが思い出に変わるころ
道標に刻んだあいしてる
エンドロールには安息の溜息を
寂しいままでは終わらない
遠くの君まで聴こえるように
これが最後の「またね」だよ
 
by 都羽
 
 
 
花宵待ち/プリズムが夢に沈むまで/
凍りついた襟足が僕を突き刺す/
落ちてきた空は怪獣のようだった/
五線譜の死刑宣告/まぶたの降伏/
裸足の未来地図
 
by
 
 
 
十字架はさかしま/lost・telephone/得体の知れない腫瘍のような感情をぼくは/救いのキスは誓いを呪う/マーブルの瞳と白い睫毛はあいつの猫のものだねえ/へんじをして・うらぎらないで/息をするのもさせるのも君次第/うつくしい海の底で/(10℃)104(天使)は君を試す/羽の生えた毛布でおやすみ/目覚めたらそこにわたしはいないでしょう/曖昧な輪郭だけが夜明けを呼んだ
 
by よる
 
 
 
くたびれた感性/二度目のキスは忘れてね/おまえのことだよ/虹色の瞼/アイドルゴシップよろしく引き裂かれたぼくらでした
 
by めばえ
 
 
 
振り返る君は笑ってた/Last me(最後の僕・続く僕)/生きる怖さが邪魔をする/まだ生きるなんてルール違反でしょう?/アイオンは微笑まない/ゼロに戻るだけ/最期に見えた秘色色/朽ちた私を背負う貴方に敬意を/ノルスタジアの幻想/ディラエの涙/花霞に消える
 
by 琴音
 
 
 
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