我が世界の支配者は常に強欲にして傲慢なる我であれ

神の御名の下に断罪出来るのならこれほど苦しんだりはしない

うまれたからにはせめて死ぬまで生きなければならないという不条理を誰も嘆かない

どうしてこうも心臓と右腕が疼くのだろう

幾人も殺したお前に朝の目覚めに似た幸福など在りはしないと知れ

心に咲いた薊を踏みにじる者は片端から消してくれる

望むのなら血も肉も魂でさえも捧ごう(だけれど心は渡さない)

慟哭するような感性で以て人というにおなりなさい