拍手お礼文1「404号室」(小澤くんと野呂井くん)


小澤です。
拍手どうもありがとう!!せっかくだから、今日は僕と野呂井くんの、404号室での生活を少しだけ紹介しちゃうね!

拍手お礼小説1
「404号室」

404号室には、いくつかのルールがある。
人と人が同じ空間で生活するためには、ある程度の秩序が必要であると野呂井くんが言ったからだ。
野呂井くんは、きっちりしていてとても偉いんだ。

僕が寮に戻って一番にするお仕事は、留守番電話にメッセージが入っているか確認すること。
野呂井くん宛てのメッセージが入っていたら、内容を確認して、野呂井くんに報告をする。
入っていなくても野呂井くんに報告する。

これが404号室のルールその1。

だいたい入っているメッセージは野呂井くん宛てなので、わざわざ僕がチェックをしなくてもいいと思うんだけれど、野呂井くんは電話が嫌いでさらに留守番電話の電子音声がもっと嫌いらしくって、絶対に電話に近付こうとしない。

いつだったか、どうして電話が嫌いなのかを尋ねたら、電波を受信するからだと言われた。
どういうことなのか解らなくって首を傾げていたら、解らなくても良い事だと言われた記憶がある。
野呂井くんはすっごく頭が良いから、僕なんかじゃわからないことを沢山知っているんだろうなって思う。

そして今日は、メッセージが入っていた。


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