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飽きもせず繰り返される同じような日々の中で、いつもと違ったほんの些細な出来事を書き留めようと思った。
誰のためでもない、私とすれ違った人のためでも、ましてや私自身のためでも、まどかのためですらも無い。
無意味と言われてしまえばそこまでね、ええ、解っているわ。
それでも筆を執ってしまったの。

決して一人で抱えるのが苦痛などと言ったものでは無い、そうね…まどかにも言えない秘密の暇潰しだとでも思ってちょうだい。
いつかさよならを告げられるまで。

2016.09/04
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