女装少年。 罰ゲーム(後半戦) (15/16) それからどれぐらいの時間が経ったのか、 「…んっ、んんっ」 さっきからずっとそうされて、俺の下半身の前後から同時にぐちゃぐちゃと酷い音がする。 後ろだけじゃなく、前の方もローションでぐじゅぐじゅにまみれた手で激しく揉まれて、一回どころかもう何回もイッてしまった。 「…おっと。もうお預け」 また軽くいけそうになったのに、強く根元を握りしめた亮に射精を止められる。 「え。や、やっ」 思わず抗議の声をあげると、 「これ以上イッたら遥の体力が持たないよ」 そうやらしく笑った亮に口を塞がれる。 「…そろそろいいかな。もうぐずぐずだし」 そう言いながら、体内を刳る亮の指は三本に増え、軽く回転を加えながら窄まりの入口をくぱあと音がしそうなぐらいに拡げた。 左の肩紐は完全に下ろされ、まる見えになった乳首は痛いぐらいに弄られて真っ赤に腫れ上がっている。 尻を丸出しにされるようにめくられたスカートは突き出した俺の腰の上にとまり、丸出しにされた尻と前はローションでぐしょぐしょに濡れている。 容器の中身を使い切って、もうどろどろになるぐらいに十分にほぐされたそこ。 最初はわずかに感じた違和感や嫌悪感も完全に消えて、今はもう、亮の指を美味そうに飲み込んでいる。 体内に入りきれなかったものや執拗な行為に掻き出されてしまったものが素足を伝い、地面をぐっしょり濡らしている。 ワンピースにサンダル履きにして正解だったと笑う亮に確信犯的なものを感じないでもないけど、もう三本の指では物足りないぐらいに奥がぐずぐずに疼いた。 「…ね。クリちゃんとおまんこ、どっちがいい?」 「ひあっっ!」 その疼く手前と股間を強く刺激され、少し大きな声をあげてしまう。 「ど、どっちも好きいっ」 とにかく感じすぎて、もうどうにかなってしまいそうだ。 自分が男であることを忘れて、鼻に掛かった声をあげて亮に媚びる。 「ね。欲しい?」 気持ちいいよこれ、と笑う亮のそれにはいつの間にかコンドームが被せられていて、その表面もローションにぐちゅぐちゅに濡れている。 「ち、ちょうだい。アキのおっきいの遥の中に……」 そう言い終わるか終わらないかの間に、ずぶりとそれは禁忌を破った。 prev|next 29/38ページ PageList / List / TopPage Copyright © 2010 さよならルーレット Inc. All Rights Reserved. |