女装少年。
罰ゲーム(後半戦)

(13/16)

一人でする時は当然、それぞれにそれぞれ独自のやり方がある。
亮は爪先で執拗に尖端を引っ掻いて、ぐりぐりと茎ごと全体を強く揉んできた。

俺のとは比べものにもならない亮のモノを俺のやり方で弄ってみたけど、どうやら亮も気持ち良くなってくれてるみたいで嬉しくなる。

「…んっ。もういいよ」
「え、あっ」

亮のがびくびくして来たから追い込みを掛けたのに、亮にそれを止められた。
俺もそろそろ限界が近くて、亮と一緒にイキたかったのに。

「遥には後で少し辛い思いをしてもらうことになるから、先に一回行かせてやるよ」
「えっ。な……、ひっ」

そう言うと、一回、俺の逆流をせき止めた亮の手が緩んで、亮は指の爪先をくちりと俺の尖端にめり込ませた。



感じる、なんてもんじゃなかった。
まだ発展途上の俺のものの尖端の皮を指先で器用に剥いて、尿道に爪の先をねじ込んでくる。

「ね、遥ちゃん。クリ、気持ちいい?」
「…あっ、ひっ!」
「こんなにぴんぴんに腫らしちゃってエッチな娘(こ)だね」

そのやり方は多分、女の子のそれを弄ぶやり方なんだろう。

「…あっ、やっ!」

尖端を執拗に弄ぶ手はそのままに、亮の反対の手が後ろに回った。
亮の顔は俺の胸に押し当てられて、尖らせた舌先が乳首を襲う。

幸い、後ろの手はそこの窄まりの表面を指先で撫でるだけで、侵入してくることはなかった。
だけど三点をいっぺんに責められて、泣きたくなるほどの快感とむず痒さに襲われる。

「や、やっ。で、出る……っっ!」

その瞬間、激しい尿為と射精感にも襲われて、俺は精液よりも先に黄色い液体を放出してしまった。



「やあっ。み、見るなっ。あひっ。だめだっ。と、止まんないっ」

幸い、便器の蓋は開いていた。
俺のそれを子供に小便をさせるように摘んでいる亮の手を汚しながら、じょぼじょぼと激しい放尿はなかなか止まらない。

「クリを弄られておしっこしちゃうとか、遥ちゃんって本当にやらしいね」

激しく放尿しながら俺は軽くイッてしまった。
射精が叶わないそれは、中途半端さにまた火をつける。

ぐちぐちとまた軽く尖端をほじられて、でろでろに舐め回されていた乳首はようやく解放された。
俺は思わず、背後に立つ亮の腕にしがみつく。

亮は後ろの棚の方に俺が掴んでない方の腕を伸ばして、何やらごそごそやっていた。


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