女装少年。
罰ゲーム(前半戦)

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「…おまっ、いい加減にしろよっ」

亮に腕を引かれ、俺たちは人気のない車輌の連結部分までやってきた。
周りに誰もいないのを確認してから、亮に怒りをぶつけてやる。

(……え?)

次の瞬間、ぐいっと亮に引き寄せられたと思ったら、そのまま壁の隅に追いやられた。
そのまま壁に押し付けられて、亮は俺の唇に噛み付くようにキスしてくる。

「〜〜〜〜〜!!!」

待て待て待てーい!!!
ファーストキスだっつの!

つか、昔、ふざけたこいつと一回やったことがあったっけ。
けど、そんな子供のおふざけじゃなくて、亮の生暖かい舌が遠慮なく俺の口の内を蹂躙する。

思い切り拒否ってやろうって思ったのに、亮の肩を掴んで突っ張ろうとした腕を、無意識に背中に回した。

瞬間、驚いたように亮の体がびくりと跳ねたけど、自分でもどうしてそんなことをしたのかわからない。

「ちょ、ま……」「待てない」

どうやらそれが亮に火をつけてしまったらしい。
再び亮の腕が腰に回って、さっきの続きをし始めた。
今度はそれに激しいキスのおまけがついて、あまりの激しさに腰が引ける。

「〜〜〜〜!!」

こ、こら。初めてだっつの!
ちょっとは手加減しろよっ。

亮の背中をどんどんと叩きながら声にならない抗議をしたけど、亮には当然、届かない。

羽織ったカーディガンを開(はだ)けられて、片方だけを残してキャミソール部分の肩紐が下ろされる。

特大パットが縫い付けてあるブラジャーのホックを片手で器用に外し、剥き出しになった側の乳首にむしゃぶりついた。



「ち、乳首吸うなあっ……、んっ」

やばい、やばい、
気持ちいいっっ!!

そこだけじゃなくて、亮がまさぐるワンピースの中も、撫で回されて揉みくちゃにされる尻までもが気持ちいい。

「ハル。可愛すぎ」

一度、引き上げられた下着も再び下げられて、亮の右手はしっかりと俺のを握っている。
先っぽを執拗にいじくり回されて、先走りの糸が引いてるのがわかる。

「遥ちゃんのクリ可愛いね。皮をかぶってるんだ」
「…なっ」

ど、ど、どうせ小さいし皮かぶりだよっ!!

それよりク、ク、クリって!!

そ、そ、それはっっ!!


それだけでパニックになって慌てまくってる俺に、

「ねえ。遥ちゃんのおまんこもいじっていい?」

事もあろうに、亮の馬鹿はそんなことを聞いてきた。


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