女装少年。 罰ゲーム(前半戦) (11/14) 「…おまっ、いい加減にしろよっ」 亮に腕を引かれ、俺たちは人気のない車輌の連結部分までやってきた。 周りに誰もいないのを確認してから、亮に怒りをぶつけてやる。 (……え?) 次の瞬間、ぐいっと亮に引き寄せられたと思ったら、そのまま壁の隅に追いやられた。 そのまま壁に押し付けられて、亮は俺の唇に噛み付くようにキスしてくる。 「〜〜〜〜〜!!!」 待て待て待てーい!!! ファーストキスだっつの! つか、昔、ふざけたこいつと一回やったことがあったっけ。 けど、そんな子供のおふざけじゃなくて、亮の生暖かい舌が遠慮なく俺の口の内を蹂躙する。 思い切り拒否ってやろうって思ったのに、亮の肩を掴んで突っ張ろうとした腕を、無意識に背中に回した。 瞬間、驚いたように亮の体がびくりと跳ねたけど、自分でもどうしてそんなことをしたのかわからない。 「ちょ、ま……」「待てない」 どうやらそれが亮に火をつけてしまったらしい。 再び亮の腕が腰に回って、さっきの続きをし始めた。 今度はそれに激しいキスのおまけがついて、あまりの激しさに腰が引ける。 「〜〜〜〜!!」 こ、こら。初めてだっつの! ちょっとは手加減しろよっ。 亮の背中をどんどんと叩きながら声にならない抗議をしたけど、亮には当然、届かない。 羽織ったカーディガンを開(はだ)けられて、片方だけを残してキャミソール部分の肩紐が下ろされる。 特大パットが縫い付けてあるブラジャーのホックを片手で器用に外し、剥き出しになった側の乳首にむしゃぶりついた。 「ち、乳首吸うなあっ……、んっ」 やばい、やばい、 気持ちいいっっ!! そこだけじゃなくて、亮がまさぐるワンピースの中も、撫で回されて揉みくちゃにされる尻までもが気持ちいい。 「ハル。可愛すぎ」 一度、引き上げられた下着も再び下げられて、亮の右手はしっかりと俺のを握っている。 先っぽを執拗にいじくり回されて、先走りの糸が引いてるのがわかる。 「遥ちゃんのクリ可愛いね。皮をかぶってるんだ」 「…なっ」 ど、ど、どうせ小さいし皮かぶりだよっ!! それよりク、ク、クリって!! そ、そ、それはっっ!! それだけでパニックになって慌てまくってる俺に、 「ねえ。遥ちゃんのおまんこもいじっていい?」 事もあろうに、亮の馬鹿はそんなことを聞いてきた。 prev|next 11/38ページ PageList / List / TopPage Copyright © 2010 さよならルーレット Inc. All Rights Reserved. |