あの頃の孤独について
未来が見えた白昼夢
モノトーンの寂寞感
朝露にも似た君の涙
実験台は君自身
うたかたの夢
最期の嘘を抱き締めた
青ざめた唇に口付けを
二人で生きていけると思った
花の咲かない世界に生まれて
おざなりの手のひら
あと少し君の隣で呼吸させて
枯れた花なら君はもう
英姿に眠る
叫んだって掴んだその手を
されど空を望んでみても
夢想に生きて









人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -