豪「というわけで円堂。ふつつか者ですがこれからよろしくお願いします」
円「どういうわけなの」
豪「初夜頑張ろうな」
円「だから何の話！冒頭で『というわけで』とか付けたら何でも許されると思ってんのか！大間違いだぞ！」
豪「まさか…忘れたっていうのか…？」
円「何この世の終わりみたいな顔でガタガタしてんだよ」
豪「俺嬉しかったのに…」
円「騙されねーぞ！俺は騙されねーぞ！」
豪「…円堂酷い…！」
円「豪炎寺？おーい豪炎寺！戻ってこいよおおぉぉおお」
豪「なんか飽きた」
円「ほらやっぱり演技」
豪「既成事実でも作って泣けば円堂落とせるかなって」
円「お前の頭どうなってんの？見てみたいわ。一面お花畑だったらどうしよう」
豪「俺の頭の中を見たって円堂しかいないからつまらないと思うぞ？」
円「それもやだな」
豪「ちなみに俺はどうすれば円堂の頭の中を俺でいっぱいにできるか日々研究している」
円「いらんこと言うな。出来れば知りたくなかった」
豪「今日の円堂冷たい」
円「今日のお前おかしい。いつもおかしいけどさ」
豪「俺が？おかしい？ハッ、誉め言葉だな」
円「顔と台詞が合ってない。豪炎寺、お前クールなキャラどこ行った」
豪「そんなものこないだチンして食った」
円「チンして食っちゃったの！？冷食みたいなノリだな」
豪「すごく…まずい」
円「知るか！てか公式に謝れよな！」
豪「どうもサーセンした」
円「軽っ。そしてなんかムカつく！」
豪「なあ円豪。間違った、円堂」
円「何だって？今とんでもない言い間違いしたよな？」
豪「キスしたい」
円「甘くすれば許されるとでも？よし来い豪炎寺！」
豪「円堂おおおおおぉぉぉ」
エンダアアアアアアアアアア
鬼「……なんだあれは」
半「雷門サッカー部名物の茶番劇だぜ」
風「はい練習練習〜」