ルクティアを語る@

2012/06/17 23:07


ヘタレ思春期な彼とツンデレクールな彼女について。


大好きなんですよ。互いが互いを本当に恋しくて、ずっと一緒に居たくて。
でも想いを伝えられないんです。
意気地がないから勇気がないからじゃないんですよね。伝えたって未来がないから、それならって考えて、主にルークは言えないんですよね。

でもやっぱり好きなんですよ。
お互いがいなくちゃどっちもこんなに強くなんかなれなかったんですよ。

ルークにとっては見てもらって戒めてもらって、随分ティアに寄りかかってる自分が少し情けなくって、けれどそれ以上にずっとずっと幸せになってもらいたくて、本当は、本当の本当は自分が幸せにしたかった人で。
ティアにとっては。自分への厳しさと同等に初めて厳しく接した人で。変わろうとする懸命な所も、厳しく接する中で、それでもありがとうお前が居てくれて良かったって言ってくれる人で。


こうやって語ろうとするとどうにも言葉がまとまらないから歯軋りをします。


本当はもっともっといちゃいちゃしたかったと思いますルーク。
きっとどこかで両想いと気付いてはいたと思いますティア。

それなのに死んじゃうって言うんですから、互いが雁字搦めで動けない。でもティアは信じているんです。また会えるって。約束は破らないって。
ルークはちょっと諦めていて、でも最期には絶対思ったはずですよね。生きたい。生きたい、もっと、もっと俺は生きたい、ティアと一緒にいたい、伝えたい、好きだって伝えて、抱きしめて、俺の前では泣いてって言って、って。



なんかよく分からんくなってきましたが冒険彗星ルクティアすぎて泣いてます(真顔)



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