不基不ボツ

2012/05/05 23:35




「あ、不動くん。こんばんは」

にこりと笑ったそいつは、月明かりのせいかでいつもよりもっと青白かった。返す言葉は思い浮かばないからそのまま空を見上げる。真っ黒な中に小さく点々とした光。夜目に慣れた今は基山の姿だって見えるけど、いきなりこんな世界に放り込まれたらとんでもねーだろなあ、なんて思った。


そうして夜からこんばんは

毎晩基山と会ってく内に仲良くなるのを目指して最初で蹴躓いたのは何を隠そうこの私でございますヒヒン



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