2016年7月20日、文藝屋「翆」は創立5周年を迎えました。
日々のご愛顧、誠に感謝申し上げます。
未熟な点の多いサイトであることに変わりはありませんが、
文芸を愛する皆様の心に響く企画・運営ができればと思います。
どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。

創立記念企画
「アナログが消えた日」

月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。
店長挨拶黒曜石翡翠

時の流れとは早いもので、文藝屋の開設から、5年が経った。あのころ何していた?なんて友人と振り返れば、そういえば受験勉強してたわーみたいな感じです。みんな勉強を始めたのは9月からだとか。
今年度から上がってきた問題は、我々が”学生”という人生の夏休みを終えるにあたり、今後この場をどう扱っていくのか、ということである(実は私は卒論に追われているε≡≡ヘ( ´Д`)ノ ニゲロー)。この問題には結論が出ていないが、来年、一歩早く社会人になる私が考えていくべき問題であると思う。
まあ、気楽にやりましょうってことだ。

長く続けるには細くなければいけない。
副店長挨拶灯火野

 最近それを痛感する。短期間頑張ることはきっと誰にだってできるし、俗に言うところの「火事場の馬鹿力」頼ることもできる(レポートの8割はその力に頼っています)。
 しかしそのような付け焼き刃は長く続きはしない。
 120%の力をいつまでも出し続けられるように、人間の体はできていない。できると豪語する人がいるとしたならば人間ではないか、120%という数値を勘違いしているか、いたとしても天賦の才を持ち適切に訓練されたほんの一握りの人種だと思う。そもそも120%という数値が、数学的にありえないのだ。99%の方がまだ信憑性がある。
 文藝屋の運営に入れる力が、いい意味で抜けてきたように思う。特に更新を週末に限定したのは英断だったと実感している。差し迫る更新の義務感に襲われることは、なかったと言えば嘘になる。
 先日とある人生の先輩から「頑張っちゃダメよ、楽しまなきゃ。楽しんでたら何事も上手くいくもんよ」というお言葉を頂戴しました(早速創作に取り入れました)。伸ばせない身の丈を無理に伸ばすくらいなら、できることを長く続けていこう、そうしていくうちに明確な「やってみたいこと」に出会えるはずだ。自発的に生まれたやってみたいことをやることは、なんら苦痛ではない。
 好きならまずは適切な距離をとれだなんて、どこかの恋愛指南書にも書いてありそうなことだけれど。
 細くありたい。いろんな意味で。。。


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