橋の下
作:Libra

橋脚の自転車篭にカーネーション
お別れのメール吊革掴んでる
叫びたいときもあるはずほととぎす
蒲公英よペンと定規で描くまち
永遠のサボタージュって美味しそう
夜長し浮いた心の砂時計
黒髪の猫なで声に噛み付いて

すすき揺れあくびをうつす人もなく
潮騒に忘れ去られた足跡よ
赤トンボホームを埋める黒茶色
十五夜に時を躊躇う砂時計

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