「おきたー」

「んー、何」

「私、地球に来て、江戸で友達いっぱい出来て、ごっさ嬉しいアル」

「へー」

「それで、思ったんだけどナ」

「んー」

「私とオマエは友達アルカ?」

「……んにゃ。……敵?」

「ふーん」

「あー、でも」

「?」

「もしお前と俺の関係が変わるとしたら」

「ウン」

「恋人同士、が良い」

「……へえー」

「え、何その反応。泣くぞコラ」

「やっぱりオマエ、私のこと好きだったアルか」

「おー」

「……うー、と。じゃあ」

「おー」

「お友達、から」

「却下。」

「エエー……」

「もういいじゃねえか、そんな括りなんざ。だから、ほら、取り敢えず」

「うあ。」

「ちゅーしやしょう」