「さーだはるっ!」

「わうっ!!」

「オマエはほんと可愛いアルな定春ぅー!ちゅーしちゃうアルー」

「うわ、犬なんかとンなことするなんて信じらんねーや」

「……なんダヨクソサド。愛情表現アル、大事なスキンシップネ」

「……へえ。愛情表現、ねィ」

「フン、オマエには動物愛好の精神なんて無いダロ。一生解んな……」

「……あ、犬と間接だ。げー」

「っな、何するアルか!!」

「自分で言っただろィ。愛情表現って」

「はぁ!?それとこれとになんの関係があるネ!!」

「解んねえ?」

「解んねーヨ!」

「……愛情表現、俺の」

「は」

「つまり、……好きでィ」

「……え」

「好き」

「え、な、ちょ……」

「おい犬。あっち行っとけ」

「クゥン」

「さ、定春」

「だから」

「あ」

「もっとさせて。」