Sweet*Valentainday!




「なぁ、まだチョコ余ってる?」


と京介が聞くので、私は後でホットチョコレートにしようと溶かしていたホワイトチョコならあると答えた。












Sweet*valentain!










『!!』


私はテーブルに押し倒される。


『え?………えっ?』
「まだまだこんなもんで満足したわけじゃねぇだろ?」
『う、うそ…!?』


何となく、京介のしようと思ったことがわかる。

こ、こいつ!!


『ちょ、京介…やっ!』
「まずは邪魔な服を脱がねーとな?」


京介は耳元でそう囁くと、私の弱い耳から首筋を舌でなぞる。
その間に服を次々と脱がされていく。


「うーん、下着は惜しいけど、汚れたら嫌だよな。」
『や、やだぁ…朝からこんな…!』
「…の割には、準備万端らしいぜ?」
『あぁっ』


硬く立った乳首を指でそっとつまみ、反対の手はショーツの下に潤う秘部に添える。


「ろじこ、可愛いよ。…満足させてくれよ?」
『…!』


下着を脱がされ、私は生まれたままの姿となる。
京介は溶かしてあったホワイトチョコを持ってくると、スプーンで私の胸元にチョコをかける。

熱くはないが、トロっとした温かみが伝わり、変な感じがする。


「こうすると、女体盛りとか作ってみてぇな。」
『ば、ばか!』
「ってゆーかホワイトチョコやべぇ。」


色味は違うが、なんせチョコが白いので、まるでザーメンをかけられたようになる。


「うわぁ…ろじこエロっ…」


京介は口元に手を当ててそうつぶやくと、胸元のチョコをペロペロと舐めていく。

いつもより執拗に乳首を舐められ、チョコの温かさやトロっとした感触も手伝い、快感も普段より大きく感じる。


『あんっ!』
「甘ぇー」
『きょ、京介…!』
「何だ?ああ、ろじこも俺のチョコバナナ食いたい?わかった。」
『え!ちょ、ちが…!』
「ほら。」
『!!!!』


上を向く京介自身にチョコがかけられると…


どこからどうみてもチョコバナナです本当にありがとうございました。


「ちゃんと残さず舐めろよ?」
『…っ』


私はテーブルから立ち上がると京介の前に膝をついた。
目の前のチョコバナナに手を添え、京介自身の先の方にチロ、と舌を這わせた。

ホワイトチョコの甘い匂いが鼻をかすめる。
先の方を舐めると、私は根元の方へ場所を変え、根元の方から先へ向かって、丁寧にチョコを舐め取っていく。


「っ、ろじこ…うまいか?」
『ひょうふけ、おいひぃよ…んぅ』


どうやら京介は、口に自分のモノを入れながら滑舌悪く喋る私を見るのが好きなようで、満足そうに、そして快感に耐えるように、苦しい表情で微笑んだ。


「くっ…ろじこ、入れたい。」
『うん、京介…』


京介は私をテーブルに伏せ、おしりを京介に出すような格好をさせる。
そして指でくちゅくちゅと慣らすと、自身を当てがった。


『っあぁん!京介ぇ…!』
「ろじこっ…!」


チョコレートで少しべたつく体を密着させ、一心不乱にお互いを欲し合う。





「…はぁ、はぁ」
『京介ぇ…』


情事を終え、私は裸のままテーブルに伏せる。
その上から京介が抱きしめるように乗りかかる。
そして私たちは、軽いキスを交わす。


「ごちそうさま。」
『…ん。』
「満足したぜ?」
『あーあ、ホットチョコレート作ろうと思ったのにぃ。』
「いいだろ?ろじこ、俺のホットチョコレート飲んだじゃねーか。」
『ちょ、ちょっと京介バカ!!』


ホワイトデーはナニでお返ししてくれるんだろうか…

期待半分、恐怖半分の私であった。


+fin+




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