診断で出たものです。

・白飯10キロ完食しないと出られない部屋に閉じ込められた審神者と山姥切国広について想像してください。 (この短編の審神者です)

茶碗を手に倒れていた審神者と山姥切国広が目を覚まして、状況を理解した。

「は?白米だけ?」
「…そのようだな、主、どうする」
「はぁー?無理無理、白米だけってきついよ?せめて塩か醤油とかないの」
「探すか?」
「探そう」

五分後…

「よっしゃーーーーーーーーーーーあ!有ったよ!山姥切!」
「本当か!主!」
「うん!見つからない苛立ちから壁を蹴ったら、こう壁にひびが入って、冷蔵庫が…」
「ごりらだったのか俺の主は」
「壁が脆かっだけだわ」
「冗談だ、で、何が冷蔵庫の中にあったんだ?ふりかけか?醤油か?」
「そのチョイスどうなの?ううん、辛子明太子」
「」
「ひじき、昆布、シーキチン、梅、おにぎりの具材っぽいね」
「…握れというのか…おにぎりをつくれと?」
「おにぎり?えーのりなかったよ、のりがなかったから違うと思う」
「主、この世の中はのりがなくても、おにぎりだと認識されるんだ」
「握れば皆おにぎりだというのか…」
「そうだ」
「…うーん、そうか」
「話は変わるが、主はどれほど腹に白米が入りそうだ?」
「うーん、お腹減っているから、二杯ぐらいはいけそう、山姥切は」
「合戦帰りだからな、けっこう行けると思うが…」
「茶碗1杯のご飯は約150gらしい、今調べた」
「おい主、そのすまほで助けを呼べるんじゃないのか」
「なんかわけわかんないけど、使えない」
「……どうなっているんだ」

それはさておき

「よし、いつの間にかテーブルがあったし、ここで頂くとしよう」
「炊飯器はここか」
「テーブルにあげる?」
「よそいやすくなるからな、あげるぞ」
「……ありがと、いっくよー、オープン」
「湯気で気分が…」
「わかる、けどいいお米っぽい」
「膨らんでて、つやつやしている」
「おーし、辛子明太子、ひじき、昆布、シーキチン、梅、急須、お茶葉、お茶漬けのもと、その他もろもろ」
「それはどこから持ってきた」
「壁を、こう…」
「ごりら…」
「しばくぞ、よーしいただきます」

三十分後…

「腹死ぬ」
「主、この明太子うまいぞ」
「いらねー、私リタイアっすー、山姥切頑張れ」
「俺は写しだからな…あまり期待をするな」
「こんなに減らしといてなにを…っ!」


山姥切が頑張って、このあと無事出られました by審神者


・2人とも裸にならないと出られない部屋に閉じ込められた審神者と鶯丸について創作してください。 (この短編の審神者です)


倒れていた審神者と鶯丸が目を覚まして、状況を理解した。

「これはセクハラね、訴えましょう」
「主、まぁ落ち着け」
「いや、考えてみて、全裸になったとして扉が開くとしよう。それを外から助けに来た人に、見られるんだよ」
「…まずいな」
「まずいわ、とても」
「…ならば、俺が扉の方を向いて脱ごう」
「え、本気?」
「本気だ、それなら主の方に目がいかないだろう」
「う、鶯丸…っ!素敵っ」
「俺も多少気恥ずかしいが、脱ごう」
「わかった、鶯丸がそこまでしてくれるからね、私も恥ずかしがらずに、脱ぐわ」
「あぁ」
「待って」
「どうしかしたか、主」
「こっちを向いて脱がないで、おねがい」
「―悪かった」

脱ぎ脱ぎ

ガチャガチャ
「……」
「………」
「……」
「………」
「……」
「………」
「う、鶯丸…脱いだ?」
「あぁ、もうすこしで全裸だ」
「潔いね…」
「主はどうだ」
「そういうことは聞かないの」
「すまない」
(簡単に脱衣できる服でよかった…ていうかどうして鶯丸の服は複雑なのに、すぐ脱げたんだろう…)
「寒いな、主は寒くないか」
「大丈夫よ、確かに肌寒いかも」
「ふと思ったんだが、ここは2人とも裸にならないと出られない部屋だな」
「うん」
「外に出るときも裸か?一度裸になったら、扉は出現して、服をきてもいいのか?服をきたら、扉は消滅するのか?」
「はっ、どうなんだろ……」
「まぁそうなったら、気は進まないが壁を破壊しよう」


このあと裸になってすぐ服を着ましたが、扉はそのままで無事出られました by審神者


・ホラー映像が延々流れ続ける部屋に閉じ込められた審神者と蜻蛉切についてイメージしてください。 (この短編の審神者です)


倒れていた審神者と蜻蛉切が目を覚まして、状況を理解した。
しかも、ホラー映画は始まっている。

「あらあら、仮にも付喪神を相手にしている審神者こと私が、こんな映画に怖がるとでも思っているのかしら」
「主、この部屋を一通り見てみましたが、扉がないようです」
「そう、お疲れさま、薄暗い中、大丈夫だった?」
「大事ありませんでした、…壁を破壊したしましょうか」
「最終手段ね、それは」
「最終手段ですか、では、いかがいたしますか」
「そうねぇ…ホラー映画を鑑賞してみる?」
「は、」

鑑賞中…

「これでもう、10本目よ、一体いつになったら終わるの?」
「…終わらない可能性などは…」
「…ありえるわね」
「その可能性には、気付きませんでした…申し訳ありません」
「気にしないで…ねぇ、話は変わるけど、今まで流れた映画の内容って、幽霊が襲ってくる映画ばかりだったわよね…」
「そういえば…」
「ゾンビなども、私は見たかったのですが」
「主」
「なに?」
「もしかしたら、なにかのひんとかもしれません」
「ヒント?」
「は、ここまで霊が出てくるえいが?に拘るのには、きっと理由があるかと」
「…なるほど、ええ、じゃあその路線で思考してみましょう」

思考中…

「霊、霊と言えば、蜻蛉切」
「…はっ、そうですな、身近にいるもの、でしょうか」
「そうね、霊は身近に漂っているわ。透けてるから、周りのひとは気が付かないのよね」
「身近にいても、通常の人間には認識できません。霊関係を察知し、認識できるのは霊感をもつ人間ですから」
「…察知できない…」
「主?」
「蜻蛉切、なにか感じないかしら」
「はっ…――――どこからか、気の揺らぎが感じられます」
「そう、   確かにそうね…こっちから感じるわ、…ここね、この壁を槍で思い切り貫きなさい」
「承知しました、やぁっ!」


「あら、扉が」
「術で隠していたのか…」
「音楽で聴覚を誤魔化し、照明を暗くして視覚も誤魔化す、もしかしたら、神経も恐怖で鈍らせたかったのかもしれないわね…」
「卑劣な…」
「まぁ、何事もなかったから、よしとしましょう、行くわよ蜻蛉切」
「お待ちください主、もしや罠があるかもしれません」
「貴方がいるから、大丈夫よ」
「…そのお言葉、ありがたく頂戴いたします」


このあと無事出られました by審神者




20160315



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