初恋志摩燐(追記に雪シュラ語りあり)
2012/02/19 00:35

雪シュラが実はとてもすきなのですけれど、ちょっとあらぶりすぎたのでこちらで…!


まず大前提としてシュラさんの初恋の相手は獅郎さん。ここは譲れない。
雪男は雪男で、獅郎さんのことはとても尊敬していて、近くにいた存在だからこそ、いざ恋をするってなったとき、いちばん大きな壁が獅郎さんってなって愕然とすればいい。
どんなに頑張ったって追いつけない存在が双子の中での獅郎さんであってほしいのだけれど、雪男にとってもそうじゃないのかなあと。
神父さんには、勝てない。それは分かってるからこそ、彼は彼なりにいろいろ悩んで、一生懸命堅い頭をほぐしながらシュラさんと恋すればいいと、思うのです。

シュラさんはシュラさんで、たぶん恋なんて獅郎さんだけにしかしたことないし
その恋だって、憧れだとかそういう類にすこし、毛が生えたくらいの…獅郎はかっこいいと思う。だいすき。くらいの、幼いものだと私がおいしい。
でもシュラさんの中でも獅郎さんって絶対の存在だと思うんですよね。
シュラさんが強くなった理由ってなんだろうって考えた時、獅郎が褒めてくれるからだとか、獅郎がすごいぞって言ってくれるからだとか、そんな理由しか思い浮かばなかった。
あんなに強くなるにはそれなりの信念と根性と理由が必要だと思っていて、それが全部、シュラさんの中では獅郎さんに結びついてたらおいしいなあと。
学校に長くいた理由も、食うのに困らないのはただの建前で、ここにいれば獅郎と会えるから、だとおいしい。

雪男もそうですよね。燐を守るために強くなりたいと願ってた。
そう言う意味で二人とも似たもの同士だと思うんです。
誰かのために、強くなりたいと願った者同士。
正反対でいて、そういうところで共通点を何となく感じて惹かれあえば、いいんじゃないかな…!

で、ふたりの恋の話。
どのカプでもそうなのですけど、【その相手の前でだけ】女の子になれるだとか、そういう女の子のちょっと特別な感じがだいすきなのです。
シュラさんも、あんなに男前だし口も悪いのに、雪男の前ではちゃんと女の子だといい。
年上だってのもあるから必死にそれを隠そうとするのだけれど、そういうとこちょっと聡い雪男はなんとなく、うっすらでいいからそんなシュラさんに気付いてて、可愛いなあと思ってればいい。絶対口にしないけど。
雪男も雪男で、あの優等生で大人びた雪男が、年相応になれる相手。家族である燐以外のその存在が唯一シュラさんだといい。
15歳らしくちょっと大人げなく八つ当たりしちゃったり。
そのたび軽くいなされてそこで年の差を実感してちょっと落ち込んでみたりとか。
優位に立ちたいとかではないのだけれど、雪男にとってシュラさんは神父さんと同じくらい、追い付きたい相手なんじゃないかな。

この二人、くっついてもあんまり進展しなさそうだなあと思うんですよねえ
キスしたいだとか、それ以上をしたいだとか、そういうとこ鈍い雪男だとおいしい。
最終的にシュラさんが痺れ切らして、内心どきどきしながら(このあたりの萌えすぎ設定は雨宮さんが投下してくれました///)、おっまえ!一緒にいて手も繋がないしキスもしないってどういうことだ!って。
シュラさん、ちょっと酔っててもいいな。お酒の力借りて、やっとのことで言えればいい。
別にすごくそんなことをしたいわけじゃないのだけれど、あんまり雪男が手出さないものだから、不安になっちゃうシュラさんとかほんと…可愛すぎて涎垂れますね
この場合の雪男は本気で鈍いといいです。手出せなくて悩んでるんじゃなく、手を出すことにすら頭が至っていない。
これまで恋愛なんてやったことないし、女の子にもてるとはいっても付き合ったこともないから、そもそもの恋愛のいろはがまったく分からない、そんな純粋雪男…!
シュラさんもシュラさんで経験はあんまりないといいよね。そんなうぶなふたりがすきです

まあ何が言いたかったって、雪男の前では女の子だって、そんなシュラさんかわいいなあということです。
とりあえず雪男は兄さん兄さん病を治してからシュラさんとちゃんと向きあうべき。
あ、でもシュラさんも大概燐には甘いので結局ふたりで燐をよしよしする結果になるんですね 分かります 

おそまつさまでした!
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