柔造誕(追記にてスクエアねたばれ)
2012/02/03 23:49


今月何が素晴らしかったって、坊と燐でしたね。
すぐりんとかそういうフィルタかからずに純粋に、この子たちがとても、かわいかったしかっこよかった…!

おっさまと獅郎さんの去り際の会話が何となく、燐と勝呂の仲直りの言葉かなあなんて思ってたけどやっぱり、そうだった。
友達やもんな、の坊がとりあえずかっこよすぎて滑落。

正直あの危機的状況であれだけ自分も切羽詰ってるのに空元気でも周りを気遣える燐はほんと天使。なかなかいないあんな高1。
京都タワーみんなで行くのいいねいいね…!みんなでお風呂はいってきゃっきゃやればいいじゃないか…!はっ 話がずれた

勝呂が心折れそうになったとき、あそこで逃げ出すことは簡単だったと思うよ
自分も戦えない、勝呂の体力も限界、そんな状況下で、でもどうしたって見捨てられないって思いが結局刀を抜く決心に繋がったんじゃないかと思うのです
大事な人を護る力、それが燐の力の源で大前提だから。
逃げ出さないで、俺もここに残る!最後までお前と一緒に、なんて考えもあっただろうと思うのね
何にも出来ない、対処できない。お前だけでも逃げろといわれた。
相当追い詰められた状況下で、どうやったって二人とも生きて、またみんなで笑い合うんだっていう確固とした決心は確実に燐の力になったと思うの。
二人して死ぬ覚悟はあっても、そうなるつもりはさらさらないって。それが燐なのかなあと思います。

一方雪男。
あ、あの声の主は藤堂さんだったのかー…わたしちょっとサタンパパとか期待してたのに。
なんだろうな…前回の雪男のあれは、悪魔堕ちというより、悪魔の力に目覚める、っていうかそんな感じのものなんじゃないかなあと思う…
そもそも半分は完全に悪魔の血を雪男だって引いてるわけだし、力が発動する条件は同じなわけじゃないですか。
未熟児で力を受け継がなかった。ただ、その事実がそう『思われてきた、考えられてきた』ものであったならば?
…まあほんとこれは憶測でしかないですけど。

雪男はほんと、藤堂さんにはことごとく本心露にするよね…
口が悪い雪男にどきどきしたとか秘密ですハイ…
本当に、雪男と藤堂さんは似ているのだと思う。
でもたぶん、どこかが違う。
それが何かと言えばたぶん、燐の存在なんじゃないかなあと。
雪男にとって燐は兄であり、時たま手のかかる弟であり、ほんとかけがえのないもので。燐が処刑されるって決まった今でも、雪男を繋ぎとめてるのは燐であればいい、あってほしいなと思うのです
許して許されて 欲して欲せられて わたしの中の双子はそんなイメージ。
確実に距離を持った関係であるのに、一歩踏み入れば誰にも侵入できない領域があって、更に言うならばそれが当人達には無自覚だといい。…なんか話が雪燐ぽくなってきたな。

あ、あと結界が破れたとき、真っ先に坊の心配する子猫さんと対照的に、全体的な被害の心配する志摩さんが印象的でした
普段賢いのは子猫さんのほうだけど、こういうとき志摩のほうが広い視野を持って冷静に物事を見れるっていうのを実感する気がします
れ、廉造おとこまえ…!

とりあえず今回柔蝮も志摩燐も出番なしだったけどいつか…!いつか描かれるってわたし、信じてる…!
志摩さんは被害の心配しながらも必死に燐のこと思ってるんでしょ分かります…!
柔造さんの俺の大事なもんの中の筆頭には蝮がいるってわたし、信じてやみません。
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