長文 | ナノ



君との未来があまりにも眩しかったから、僕は逃げるようにしてそれを拒んだ

君を抱きしめる存在が、僕以外であった場合

愛があればいいなんて甘い考えはへし折られるまで気付かない

この行為に意味があるというのなら証明してみせてよ

残っているのは色褪せた写真と錆び付いた記憶だけ