「奏様!!」

『あ、御堂さん!!…きゃぁ///』

車から降りて走ってきたと思ったら御堂さんはいきなり私を抱き上げた。

「おい!要っ」

雅弥くんの言葉など耳にはいってないのか、そのまま車へと歩き出す…

そして車内に入ると私をおろし、足に触れた

「大丈夫ですか?」

バンソーコーの上から、優しく触る御堂さんの手はなんだか…

いやらしい…///


「帰ったらきちんと消毒いたしましょう。」

『ぇ?あ、はい///』

顔を上げた御堂さんは満面の笑顔で…

ドキン…と胸が鳴った


なんだか、ドキドキする…///


「お嬢様?お顔が赤いようですが……」

そっと頬に触れる御堂さんの指先に、私の気持ちが揺らぐ…


そんな様子を不機嫌そうに見つめる雅弥くん。



でも視線に気づくことなく、奏は心の中で揺れる恋心と格闘していた…


ププッ(。・艸・)
おしまい♪


→雫流より


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