【 おまけ 】


「あの、蓮さん」

「なんだ?」

「東条院家にいた頃の柊さんて…どんな感じだったんですか?」

「昔の薫か?そうだな…」



「正義感が強くて、曲がったことが嫌いで。
でも明るくて良く笑う奴だったぞ」

「よく笑う?明るい!? 柊さんが!?」


「そうかと思えば、そそっかしいところもあって…」

「(想像できない……)」


「とにかく融通が利かない石頭でな。
主人である俺に対しても、よく噛みついてきたものだ」

「今と全然違うじゃないですか!」

「そうだろう?クールを気取ってはいるが、根は熱い男だ」





「よし奏、これをやろう」

「………!!!」

「ははは、よく撮れてるだろう?」





「か…可愛い!柊さん////」



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「Σ( ̄□ ̄;)!!
お嬢様、その写真は……!」

「蓮さんにもらっちゃった☆
柊さんも蓮さんも、すっごく可愛いの〜〜(≧艸≦*)」

「ヒイィ!!(゚Д゚;)
か、返してくださ……うわっ」

「きゃっ!柊さん大丈夫!?
(ぷ、ホントにそそっかしいトコロもあるんだww)」





おしまい





→雫流より


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