キスは甘い君の味
―…好きだよ。
そう裕次お兄ちゃんに言われてから…私はどうもダメだ。
何がって…なんだかすごく意識してしまうの。
普通にしていよう、普通にしていようと思えば思うほど…好きという気持ちが溢れては、どこか気恥ずかしくなってしまって上手く接することが出来ない。
どことなくぎこちないというか。
裕次お兄ちゃんは今までとは変わらない様子…。
あ、でも…き、キスもしたりしたんだ…よ？
でも。
でもね？
私って、まだまだお子様なのかな？
× |
→
「#ファンタジー」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -