それは恋だった。


 いつしか、それは『恋』になっていた。

 君に出会った瞬間から、世界が姿を変えたように明るくなったのを覚えてる。
 それは新しい生活への一歩を踏み出した瞬間だったからかもしれないのだけれど、本当は違ったのだと、今なら…わかる。

 そう。いつしか、君に『恋』をしていたんだ。

 いつからか。いや、多分最初から始まっていたんだ。
 君と出会ったあの瞬間から。


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