しばらく自転車で楽しく走ってたけど…
何だか寒気を感じてきた私は裕次お兄ちゃんに提案してみた。
「ねぇ、お兄ちゃん」
「ん?どうしたの?」
「ちょっと体冷えちゃったみたい…喫茶店で温かいもの飲みたいな」
「OK、お姫様」
そんな会話を交わして喫茶店に向かう途中、偶然雅弥くんに出会った。
「あっ雅弥くん」
「おっ!…ってなんだ、バカ兄貴も一緒かよ」
「コラ雅弥!お兄さまに向かってバカとは…」
「ま、まぁまぁ!」
「せっかく会ったんだし、雅弥くんも一緒に喫茶店行かない?
「バカ兄貴も一緒かよ」
「たまにはいぃじゃない。さっ行こっ!」
こうして私たちは3人で喫茶店に向かった。
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